気になるマスク荒れ、対策も習慣化することが大切

2020.11.11
美容・ヘルス
気になるマスク荒れ、対策も習慣化することが大切

新型コロナの感染拡大により、日々の生活にかかせなくなった「マスクの着用」。
その習慣により、肌トラブルが起こってしまった…という方も多いのではないでしょうか?
肌トラブルを改善するためには、まずその原因を知り、そして対策をとる必要があります。
肌質や、日々のスキンケア方法によって、症状も対処法も異なるため、自分に合わせた対策ができるようにすることが大切です。

マスクで肌荒れするのはどうして?

マスクで肌荒れする理由
そもそも、なぜマスクの着用で肌荒れが起こってしまうのでしょうか?
ここでは、大きく3つ原因と、それぞれの症状について解説していきます。

・マスクを外した時の急激な乾燥

マスクで覆われていた部分全体に、ツッパリ感やカサつきなどの肌トラブルがある場合は、マスクを外した時の急激な乾燥が原因の可能性が高いです。
マスクを着用している間、マスク内に自分の息に含まれる水分が充満しているため、一見マスクは乾燥と縁遠いように思えます。しかし、問題はマスクを外した後です。
例えば洗顔やお風呂の後など、顔に水分が触れた後、つっぱった感覚がありますよね?
それと同じように、マスク内に充満していた水分が急に蒸発することで、マスクを外した後の肌は、急激に乾燥状態に陥ります。
肌が乾燥すると、バリア機能が低下し、肌荒れを引き起こす原因になってしまうため、対策が必要です。

・アレルギー

赤くただれるような炎症や、かゆみを伴う肌トラブルの場合は、アレルギーが原因の可能性が高いです。
長時間マスクを着用していると、空気中に舞っている埃や花粉などがマスクに付着してしまい、それが肌に触れることで、アレルギー反応(接触皮膚炎)を起こしてしまいます。
また、マスクの素材が肌に合っていないことで炎症が起こる場合もあるので、マスク選びは慎重に行う必要があります。
肌荒れだけでなく、ハウスダストアレルギーの方や花粉症の方なども、こまめにマスクを交換したり洗浄するなど、対策が必要です。

・刺激

肌にマスクが当たる部分に集中した繰り返すニキビや赤い湿疹などは、マスクによる刺激が原因の可能性が高いです。
顔の皮ふは、非常に繊細にできているため、自分の感覚としては軽い刺激であっても、実は大きな負担になっており、少しずつバリア機能を低下させてしまうのです。
肌のバリア機能が低下したことで、細菌の繁殖を防ぐことができず、湿疹やニキビなどができやすい肌になってしまいます。
マスクを着用していない状態であれば、自分で触ったりしない限り、肌に刺激が与えられることはありませんが、マスクを着用していると、ズレや着脱による刺激を防ぎきれないため、対策が必要です。

予防ケアはこちらがおすすめ

マスクによる肌荒れの予防

・化粧は控えめに

肌トラブルを防ぐためには、皮ふ自体を清潔に保つことがとても大切です。
特に女性は、日常的にメイクをするので、マスクの内側にファンデーションがついてしまったりすることが多いです。
短時間マスクを着用する分には問題ないと思いますが、長時間汚れたマスクを着けていると、マスク内の環境が悪くなってしまい、菌が繁殖しやすくなります。
肌の負担を減らすためにも、特に口周りのメイクは薄めにすることで、マスク内の環境と肌を清潔に保つようにしましょう。

・肌に優しい素材を選ぶ

特に肌が敏感な人は、マスクの素材にこだわりましょう。
おしゃれマスクや高級マスクなども発売され、すでにファッションの一部と化したマスクですが、最も重視すべき点は、外見ではなく、素材です。
綿やガーゼでできているマスクは、肌あたりも優しく、生地の吸湿性が高いことで湿度を保つことができ、肌荒れ対策に非常におすすめです。
不織布マスクしかもっていない場合であっても、マスクと肌に間に、綿やガーゼの生地を挟むことでも対策することができます。
不織布マスクは湿気がこもりやすく、マスクを外した時の急激な乾燥を引き起こすので、なるべく布マスクを選ぶよう心がけてください。

・十分な保湿と低刺激心がける

肌の乾燥を防ぐためには、何より保湿が最重要です。
また、マスクの着用により肌が敏感になっているため、なるべく低刺激の化粧品を選ぶのも大切なポイントになります。
手でそのまま化粧水をつけたり、擦るようにクリームを塗ってしまうと、肌に余計な刺激を与えてしまい、スキンケアが逆効果になってしまいかねないので注意してください。
、スキンケアをする際には、クリームや乳液など、肌に幕を張るようにして保護できるものを使うと効果的なので、補った水分が逃がさないように使うアイテムを工夫しましょう。
特に、ヘパリン類似物質やワセリンなどが含まれているクリームが、保湿には効果的なので、購入する際は、成分表もチェックしてみてください。

保湿が大事。おすすめの保湿クリーム

大人の肌トラブルに「ネイチャーコンク 薬用 モイスチャーゲル」

ネイチャーコンク 薬用 モイスチャーゲル
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大人の肌トラブルには、肌に優しい植物性のうるおいを補充してくれる「ネイチャーコンク 薬用 モイスチャーゲル」がおすすめです。
セラミドやヒマワリ油などの多数の保湿成分が配合されている他、抗炎症有効成分であるグリチルリチン酸ジカリウムも配合されているため、治りにくい大人の肌トラブルに最適です。

・毎日お化粧する肌に「セザンヌ うるおいオールインワンジェル」

セザンヌ うるおいオールインワンジェル
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毎日お化粧する肌には、化粧下地とスキンケアを両立できる「セザンヌ うるおいオールインワンジェル」がおすすめです。
15種類配合された美容保湿成分と、ヒアルロン酸・水溶性コラーゲン・ハトムギ種子エキスなどが乾燥から肌を守り、11種類のアミノ酸がターンオーバーを促進して、健康的な肌へと導きます。
防腐剤不使用(パラベンフリー)なので、敏感肌の方も安心して使うことができます。

荒れてしまったとき自分でできる対処法

・まずは基本の丁寧な洗顔

肌荒れのケア方法
どんな肌荒れにもいえることですが、健康的な肌作りに、丁寧な洗顔は欠かせません。
時間がないと、ついつい手でゴシゴシと洗ってしまったり、あまり泡立てずに洗顔料を使ってしまったりしますが、そういった習慣によって肌にダメージが溜まっていきます。
また、アレルギーや汚れが原因の肌トラブルであれば、丁寧に洗顔することでその原因を取り除き、肌トラブルに直接的にアプローチすることもできるため、まずは基本として、丁寧な洗顔で清潔な肌を保ちましょう。
また、丁寧に洗顔した後は、すぐに十分な保湿をすることを、忘れないでくださいね。
肌の赤みや炎症がひどい場合は、洗顔後に少し冷やして炎症を抑えてから、保湿してみましょう。
保湿するさいも、肌には多少のストレスがかかるので、なるべく炎症の少ない肌態でケアしてあげることで、さらに治癒力を高めることができます。

マスクの肌荒れ対策を見直そう

マスクの肌荒れ対策 まとめ
いかがだったでしょうか?
新型コロナウィルスの感染拡大にともない、マスクの着用は、日常の一部になっています。
マスクの肌荒れ対策も、生活習慣の一部として、ぜひ実践していきましょう。

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