乾燥はお肌の大敵!秋冬でもお肌がしっとりうるおうスキンケア

2020.11.13
美容・ヘルス
乾燥はお肌の大敵!秋冬でもお肌がしっとりうるおうスキンケア

あなたは大丈夫?秋冬に向けてのお肌対策。

日に日に寒くなってきましたね。秋冬は空気が乾燥し、お肌のトラブルが起こりやすいシーズン。しかし、1年中同じスキンケアをしている方も多いのではないでしょうか?スキンケアを見直して、これからのシーズンもしっとりとうるおったお肌をキープしましょう。そこで今回は、おうちでもできる簡単なお肌の乾燥対策をご紹介します!

今まではの入浴方法はもしかして逆効果?正しいバスタイムの過ごし方

正しい入浴方法

寒い季節はしっかりと体を温めてくれるバスタイムでリラックスする方は多いですよね。毎日湯船に浸かっているのに、お肌が乾燥する……という方は、入浴方法が間違っているかもしれません。お肌の乾燥が気になる方は、入浴方法を見直してみましょう。

熱すぎるお湯はNG!適温は38〜40℃

寒い時期は高めの温度で一気に暖まりたくなりますよね。しかし、これはお肌が乾燥する原因のひとつです。熱いお湯はお肌の保湿成分が流れ出してしまうため、お風呂上がりの乾燥がすぐに進んでしまいます。42℃以上にしている方は、今すぐ見直してみてはいかがでしょうか?

保湿効果のある入浴剤を使いましょう

様々な香りや色でバスタイムの気分を高めてくれる入浴剤。種類豊富な入浴剤ですが、乾燥が気になる季節は保湿効果が高いものを選びましょう。保湿効果が高いのは、セラミド・ヒアルロン酸・スクワラン等が配合されているもの。また、オーガニック系ではカモミールが保湿に効果的であると言われています。

保湿効果のある入浴剤を入れた湯船に浸かるだけで、全身に保湿成分が行き渡ります。しかし入浴直後からお肌の乾燥はどんどん進んでいきます。入浴後すぐに保湿クリームを塗り、お肌の水分蒸発を防ぐケアができればバッチリです。

お肌はこすらずやさしく扱いましょう

汚れをキレイに落とそうとして、硬いスポンジやタオルでお肌をゴシゴシとこすっていませんか?そうすることで必要な皮脂まで落ちてしまうため、いちばんやってはいけないことです。柔らかい肌触りのタオルで、ボディソープをしっかりと泡出ててからやさしく洗いましょう。タオルを使わず、手のひらで洗うのもオススメです。たっぷりの泡でなでるように洗うだけでも、しっかりと汚れは落とせますよ。

これはお風呂上がりも同様です。お風呂上がりの濡れた肌はとても無防備な状態であるため、タオルで体を拭くときはこすらずに、お肌を押さえるようにしてやさしく拭きましょう。

洗顔やクレンジングの方法ひとつで変わる!乾燥対策のためにすべきこと

乾燥対策

乾燥したお肌は水分も皮脂も少なく、バリア機能が低下している状態。特に顔のお肌は、体と比べて皮膚も薄くデリケートです。化粧をしたり外出をしていなかったとしても、お肌はホコリや汗で汚れてしまうため、毎日の洗顔は必須です。ここでは、特に乾燥が気になるときのスキンケアの方法をご紹介します。

クレンジングは”ミルクタイプ”か”ジェルタイプ”のものを

”ミルクタイプ”のクレンジングは、洗浄力が弱めであるため、乾燥肌でも安心して使えます。その代わりオイルタイプのものより洗浄力は弱いですが、あまり濃いメイクをしないのであれば”ミルクタイプ”でも十分に落とせるでしょう。

”ジェルタイプ”のクレンジングは、お肌の摩擦が起きにくいためオススメです。中にはオイル成分が含まれているものもあります。テクスチャや成分で自分のお肌にあったものを選ぶのが大切なポイントですよ。

また、ダブル洗顔が不要のクレンジングであれば、グッとお肌の負担が減らせます。乾燥が気になる季節は、洗顔もかねたクレンジングを使うと、お肌の負担も減らせて手間も省けるので一石二鳥ですよ。

洗浄力が強すぎない洗顔料でやさしく洗いましょう

洗浄力の高い洗顔料は、お肌に必要なうるおいも奪ってしまいます。また、汚れを丁寧に落とそうと長い時間、洗顔料を顔に乗せたままにするのもNGです。洗浄力が強すぎない洗顔料をしっかり泡立て、お肌をこすらないようにしながら素早く汚れを落とし、ぬるめのお湯で丁寧にすすぎましょう。顔を拭く際は、体と同じくゴシゴシこすらず、タオルを押し当てるようにやさしく拭いてください。

そして、どんなに丁寧に洗顔をしたとしても、洗顔後のお肌はバリア機能が弱まった状態であるため、一刻も早く保湿をしましょう!

スピード勝負!洗顔後の保湿がお肌の命

洗顔後の保湿ケア

洗顔が終わったその瞬間からお肌の乾燥は始まっています。そのため、洗顔後の保湿はスピード勝負なのです。お肌の乾燥が進んでしまう前に、タオルで水分を拭き取ったらすぐに保湿をしましょう。

1分以内に保湿開始!

水分は蒸発する際、お肌の中にある水分まで一緒に持っていってしまう”過乾燥”という性質を持っています。そのため、洗顔後は洗顔前よりも乾燥してしまうのです。そうならないためにも、洗顔後は一刻も早く保湿をする必要があります。

手早く簡単に保湿を行うのであれば、水分補給と水分の蒸発を防ぐ油分の補給を一度でできる”オールインワンジェル”がオススメです。最初から水分と油分がバランスよく配合された”オールインワンジェル”は、時間のない朝のスキンケアにもぴったりですよ。

ゆっくり時間をかけて丁寧に保湿を行う場合は、化粧水で水分補給をしてから肌悩みに合わせた美容液で美容成分を補給し、最後に肌から水分が逃げないようにクリームでフタをします。最後に乳液を使う方も多いでしょうが、クリームのほうが保湿効果が高いため、特に乾燥が気になる方にはクリームがオススメです。

集中的なスキンケアに!パックでよりうるおいを

いくら気を遣ってもお肌の乾燥が気になる方は、パックで集中的にスキンケアをしましょう。パックは主に2種類に分類されます。

”シートパック”は、コスパが良い大容量のものも市販されているため、手軽に集中的なスキンケアできます。しかし、形が顔に合わない場合もあるため、まずは個包装のものを試してみることをおすすめします。”シートパック”を使用する際は、いっぱい保湿しようとシートを貼りっぱなしでいてはいけません。シートが乾いてきてしまっては過乾燥が起こって逆効果になってしまうため注意しましょう。

”塗るパック”は、美容成分を含んだパック剤を直接肌に塗るものです。時間をおいてから洗い流すタイプや拭き取るタイプのもの、そのまま寝られるタイプのものなどがあります。シートマスクよりも密着度が高いため、目や鼻の周りまでパックの美容成分が行き届きます。顔全体だけでなく、首元までケアしたい方には”塗るパック”をオススメします。塗るタイプのパックはクリームタイプ、ジェルタイプ、クレイタイプなど種類が豊富です。お肌の状態に合わせて選びましょう。

うるおいは体の内側から!乾燥対策ができる食べ物とは?

お肌の乾燥対策に重要な栄養素

お肌の乾燥対策と聞くと、化粧水やクリーム等での保湿ケアが真っ先に思い浮かぶ方も多いでしょう。しかし、しっかりと対策をするには体の内側から働きかけることが大切です。普段の食生活を見直して、食べ物から乾燥対策をはじめましょう。

ビタミンB群

豚肉、納豆、牛乳、レバーなどは、新陳代謝を活発にしてくれるため、お肌の再生に効果があります。また、お肌が乾燥することで起きる炎症も抑えてくれるので、積極的に摂取したい栄養素です。しかし、過剰摂取はかえって体調不良を引き起こす可能性もあるので適量を摂取しましょうね。

ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE

ごま、アーモンド、柑橘類、緑黄色野菜などは、乾燥肌を防ぐためにお肌のうるおいを維持してくれる働きがあります。また、皮膚の老化や炎症を進める血液中の増えすぎた活性酸素を除去する働きをしてくれる抗酸化作用があります。油を使った調理法だと吸収率がアップするので、野菜炒めや、オイルドレッシングを使ったサラダなどを取り入れてみるといいですね。

オメガ3系脂肪酸

アマニ油、えごま油、サンマ、イワシなどには、お肌の材料になるタンパク質と、細胞膜を作るオメガ3系の必須脂肪酸が豊富に含まれています。新鮮な青魚を生で食べたほうが効果は高いですが、手軽に食べたい場合は水煮缶でも大丈夫です。皮や煮汁など、全てに栄養が含まれているため、丸ごと食べましょうね。

お部屋の加湿もスキンケアのひとつ!生活環境の乾燥対策をしましょう

加湿

空気が乾燥していると、お肌もかさつきやすくなってしまいます。そのため、お部屋の環境を整えることはお肌にとっても重要です。乾燥が気になる季節は部屋を加湿しましょう。お肌だけでなく喉の乾燥も防ぐことができるため、感染症対策にもなりますよ。

最近の加湿器は種類が豊富。オシャレでインテリアと馴染むようなデザインのものや、デスクワークにぴったりの卓上式のものなど様々です。手元に加湿器がなくても「洗濯物を部屋干しにする」「浴室の入口を開けておく」「鍋料理をする」など、手軽にお部屋を加湿できる方法はあるので、今すぐ乾燥対策ができます。オススメなのはアロマ対応の加湿器です。部屋を加湿しながらお気に入りの香りを楽しめるので、リラックスタイムにもぴったりです。

乾燥に負けない、うるおいたっぷりのお肌を目指そう

乾燥対策スキンケア まとめ

毎日おうちでできるスキンケアは、リラックスタイムにもつながります。日々お肌も体も大切にしてあげることで、心もうるおうこと間違いなしです。

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