おうち時間をおしゃれに楽しく!おすすめのフレンチポップ5選

2020.11.16
趣味
おうち時間をおしゃれに楽しく!おすすめのフレンチポップ5選

はじめてのフレンチポップはどの曲を選べばいい?

カフェで流れているようなフレンチポップを聴いてみたいけれど、いったいどの曲から聴けばいいのだろう?と迷うことはないですか。おすすめなのは、60年代後半から70年代前半にかけてヒットした王道のフレンチポップです。CMやドラマの主題歌にも使われている曲が多いので、はじめてのフレンチポップとしてもぴったり。懐かしく感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。おすすめの曲とアルバムをご紹介します。

長く愛されてきたキュートなフレンチポップ

キュートなフレンチポップ

フレンチポップにはこれといった定義はありませんが、一般的には「フランス語で歌われている曲・ポップス」ということになっています。今回ご紹介しているジェーン・バーキンはイギリス人ですが、フランス語で歌っているのでフレンチポップのカテゴリーに入っています。

フレンチポップで外国にいる気分を味わう

60年代後半から70年代前半にヒットした曲を中心にご紹介していますが、どこか懐かしさを感じることはあっても、時代遅れの古い曲のように感じることはありません。長く愛されてきた歌はどの時代に聴いても素敵なのですね。キュートで愛らしくもあり、しっとりとした哀愁や切なさが込み上げてくる曲もあります。その日の気分に合った曲をセレクトして楽しんでくださいね。

おすすめのフレンチポップをご紹介します!

シルヴィ・バルタン|アイドルを探せ・あなたのとりこ

シルヴィ・バルタン|アイドルを探せ・あなたのとりこ 出典:Amazon

1964年に4枚目のシングルとしてリリースされた『アイドルを探せ』は同名映画の主題歌にもなり、シルヴィ・バルタン自身も出演して大ヒットとなりました。その後も『あなたのとりこ』『悲しみの兵士』などヒットを飛ばします。ポップやロックの他にもジャズやバラードまで歌いこなし、シルヴィ・バルタン独自のハスキーな声は、どのジャンルの曲でも魅力的です。
『あなたのとりこ』はサントリー「緑水」のCMや、映画「ウォーターボーイズ」の挿入歌に使用され、その他のCMやテレビでも繰り返し使われているので、聴いたことがあるかもしれませんね。

フランス・ギャル|夢見るシャンソン人形

フランス・ギャル|夢見るシャンソン人形 出典:Amazon

1963年に『恋のお返し』でデビューしたフランス・ギャル。1965年に第10回ユーロビジョン・ソング・コンテストでグランプリを獲得。このグランプリを切っ掛けに『夢見るシャンソン人形』は大ヒットします。弾むような歌声と、ちょっと甘酸っぱいメロディーは、ブロンドのボブヘアーにアンニュイな雰囲気のあるフランス・ギャルにぴったりマッチ。たくさんのCMやドラマの挿入歌に使われてきました。
作詞家の岩谷時子さんの日本語訳でも同曲が発売され、その他ドイツ語、イタリア語、スペイン語バージョンもあります。現在でも多くのミュージシャンにカバーされています。

フランソワーズ・アルディ|さよならを教えて

フランソワーズ・アルディ|さよならを教えて 出典:Amazon

1962年に『男の子 女の子』でデビューしたフランソワーズ・アルディ。1968年に発表された『さよならを教えて』は、1973年に日本でもリリースされ大ヒット。日本のみならず、世界各国のミュージシャンがカバーしています。フランス語の響きが美しく、一度聞くと忘れられないメロディー。フレンチポップの良さがぎゅっと詰まった曲になっています。
フランソワーズ・アルディは歌手以外にも女優としても活躍しました。イギリスでも人気が出始めると、ジャン・リュック・ゴダール監督の『男性・女性』に出演。アメリカ映画『グラン・プリ』など多数の映画に出演しています。

ジェーン・バーキン|無造作紳士

ジェーン・バーキン|無造作紳士 出典:Amazon

ファッションアイコンとして注目を浴びてきたジェーン・バーキン。歌手、女優、モデルとしても有名ですね。テレビドラマ『美しい人』の主題歌になったことでヒットした『無造作紳士』は、1978年に発表されたアルバム『想い出のロックン・ローラー』に収録されています。

作者は事実婚としてパートナーだったセルジュ・ゲンスブール。作曲、作詞、歌手、映画監督、俳優としてマルチに活動していました。多くのフレンチポップを作り、日本でもヒットした曲がたくさんあります。

ジェーン・バーキンの魅力のひとつでもあるウィスパー・ヴォイスは『無造作紳士』のちょっと切ないメロディーに見事にはまっています。

クレモンティーヌ|男と女・カバーバージョン

クレモンティーヌ|男と女・カバーバージョン 出典:Amazon

カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した「男と女」の主題歌です。ダバダバダ~ダバダバダ~と続くスキャットが印象的な曲なので、ご存じの方も多いはず。オリジナル曲はフランシス・レイが担当し、出演者でもあるピエール・バルーが歌っています。多くのミュージシャンにカバーされている名曲です。

1988年に「アブソルマン・ジャズ」でデビューしたクレモンティーヌは、フレンチポップだけにとどまらず、ボサノバやジャズなどのアルバムもリリースしてきました。今回ご紹介するアルバムは時代を超えても愛され続けている人気の曲をセレクト。ボサノバ・テイストの『男と女』はぐっとおしゃれ感が増しています。やわらかく、少しハスキーなクレモンティーヌの声が心地いい。

王道のフレンチポップからちょっと先へ

王道のフレンチポップから好みの曲を見つけたら

部屋でゆっくりと過ごす時間に、お気に入りの曲があると嬉しいですよね。カフェにいる気分でお茶を飲むのも素敵な時間の過ごし方。
王道のフレンチポップから好みの曲を見つけたら、ちょっと先に進んで新しい曲も聴いてみてくださいね。素敵な歌との出会いがありますように。

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