純喫茶でちょっと一息。四間道にある『喫茶ニューポピー』で癒しの時間を
レトロな雰囲気が漂う純喫茶。扉を開くだけで落ち着くような、ホッとするような魅力がありますよね。
「今日はどこでお茶をしよう?ゆっくりしようかな」と迷ったときは、名古屋の喫茶ニューポピーでくつろぎませんか?
今回は筆者の地元名古屋にあるレトロ町・四間道にお店をかまえる『喫茶ニューポピー』を紹介します。
昔ながらの昭和純喫茶を感じるような落ち着いた雰囲気に、今風のスタイルを掛け合わせた注目のお店です。
純喫茶好き、コーヒー好きなら行かずにはいられない、喫茶ニューポピーの魅力をお届けします。
目次
レトロ純喫茶・喫茶ニューポピーの歴史
喫茶ポピー
喫茶ニューポピーは2019年1月29日にオープンした、自家焙煎のコーヒーやオリジナルメニューを楽しめるお店です。
新しく出来た喫茶店と思いきや、お店のメニューを見てみると喫茶ニューポピーができる前の長い歴史が書かれていました。
喫茶ニューポピーは両親が開業していた「喫茶ポピー」から誕生しました。両親が開業したお店を34年間営業し続け、2010年12月にお店をたたんだそうです。その後、「BEANS BITOU」という焙煎豆卸を始め、翌年の2011年2月に「喫茶神戸館」を伏見でオープン。
伏見のど真ん中で営業していたこともあって、サラリーマンなどが多く利用し、忙しいお店でした。しかし、「できればゆっくりコーヒーを味わってほしい、時計がなくても良いお店でコーヒーを出したい」という気持ちが強くなり、8年間営業し続けた「喫茶神戸館」を閉店。2019年1月29日に喫茶ポピーの名を引継ぎ、喫茶ニューポピーとしてお店をオープン。
レトロ純喫茶・喫茶ニューポピーの魅力
【昔ながらの喫茶店×今風】を掛け合わせた内装
新しく出来たお店でありながら、昭和の純喫茶にいるような空気感と落ち着いた雰囲気が魅力的な喫茶ニューポピー。
お店は3階まであり、階数ごとに家具やインテリアが違います。1階にはカウンター席が設置してあり、コーヒー豆がずっしりひかれた面白いテーブルを使用しています。
2階に上がると、壁にギターや絵が飾られており、今風のおしゃれさもあって居心地◎。観葉植物や球体のライトも味が合ってレトロ喫茶店のような作りになっています。
3階はなんとタワー状になったロフトのような作り。吹き抜けになっているので2階も1階も見下ろすことができます。
こだわりのコーヒーは作るところから提供まで
お店の1階には大きな焙煎機があり、コーヒーへのこだわりが伝わります。全て自家焙煎のため、豆の良さを引き出せるように煎り方などを大切にしているとか。コーヒー豆を作るところから提供までこだわっているので、お店ではコーヒー豆の販売までしています。
お店イチオシのコーヒー豆は「東ティモール」です。他にも、「エチオピア」、「ホンジュラス・デカフェ」などがあります。
レトロ純喫茶・喫茶ニューポピーのこだわりコーヒー
苦味と酸味が抑えられた深煎り【ポピーブレンド】
深煎りのポピーブレンドはホット、アメリカン、アイスの3種類からお好みを選べます。
メニューには軽やかな苦みと癖のない酸味が特徴と書かれています。実際飲んでみると、酸味はほとんど感じず、苦みがほんのり奥からくるような味わいでした。
香りもよく、コーヒー好きにはたまらない一杯ですね。熱々の入れ立てのコーヒーから少し時間を置くと、また違うテイストを味わうことができます。苦みが少しわかりやすくなり、クリアな後味を楽しめます。
浅煎りでスッとした飲み心地【ニューポピーブレンド】
浅煎りのニューポピーブレンドはホットとアメリカンの2種類を味わえます。果実感のある酸味とクリアな舌触りで甘さを感じる余韻が特徴とのこと。コーヒーの独特の酸味が苦手な人でも飲みやすく、スッとした飲み心地が◎。どちらのコーヒーも美味しいので、ぜひ一度味わって欲しいですね。
レトロ純喫茶・喫茶ニューポピーのおすすめメニュー
軽食メニューNo.1【鉄板小倉トースト】
喫茶ニューポピーに行ったら、ゴマが練り込められたトーストを使った鉄板小倉トーストを注文すべし。
香ばしく焼けた厚切りトーストの上には、小倉がびっしり塗られており、冷たいアイスとの相性抜群!コーヒーシロップをかけると、鉄板がジューッと音を立てます。
ゴマが練り込まれたトーストの香ばしさに、バターの旨みや小倉の甘さ、アイスのひんやり感が口の中でハーモニーを奏でます。
食事メニューNo.1【ポピーのカレーライス生たまごトッピング】
ご飯をコーヒーで炊いた自家製のカレーライス。
料理が運ばれた瞬間、スパイシーな香りが食欲をそそります。写真の通り、この茶色がかったライスがコーヒーで炊いたコーヒーライスです。食感はもちもちして柔らかく、じっくり味わうとコーヒーのコクを感じます。
今回はお店おすすめの生たまごをトッピングしました。スパイスが効いたカレールーにたまごの黄身を合わせると、まろやかさが足され美味しさがグッと増します。
福神漬けの甘酸っぱさもカレーとマッチ。ルーはさらりとしていますが、滑らかな口当たりでとても食べやすい一品です。
40年以上変わらない美味しさ【鉄板イタリアンスパゲッティー】
元祖喫茶ポピー時代から変わらない味を提供し続けている喫茶ニューポピーの鉄板イタリアンスパゲッティー。
創業から新しいお店になるまで40年以上経っているにも関わらず、濃厚なケチャップがスパゲッティに絡んで美味しさ抜群。
ジューシーなウィンナーにたまごのとろっとした部分がケチャップの酸味を和らげてくれます。味の秘訣はフライパンの火力です。中華料理の厨房で作ったような、強い火力でスパゲッティを作ります。
おすすめのポピーカレーライスもいいですが、名古屋名物鉄板イタリアンスパゲッティーもぜひご賞味くださいね。
3種類から選べるモーニングセット
モーニングは名古屋の喫茶店の名物のひとつです。喫茶ニューポピーでは朝の8:00~11:00までモーニングタイムを設けています。さらに、3種類のモーニングからお好みを選ぶことができます。
一つ目はドリンク代でトースト、ゆで卵、サラダが付いたベーシックなモーニング。シンプルながらも、ボリュームがあるのでサラッと朝食を済ませたい人にピッタリ。
二つ目はドリンク代に165円をプラスし、トーストをもう1枚足したモーニングセット。トーストが一枚増えるだけでボリューム感がさらにUP。ガッツリ朝食を食べたい人におすすめですね。
最後は喫茶ニューポピーならでは。こだわりのカレーライスを朝から堪能できるのも魅力的です。
詳しいモーニングメニューはこちら。
トースト+ゆで卵+サラダ
◇モーニングセット
トースト2枚+ゆで卵+サラダ
>>ドリンク代のみ+165円
◇カレーモーニング
ポピーのカレーライス(150g)
>>ドリンク代のみ+550円
喫茶ニューポピーでゆったりした時間を
今回は喫茶ニューポピーの歴史から魅力、おすすめのメニューについて紹介しました。お店への思いやコーヒーへのこだわり、名古屋名物を取り入れた軽食。どれも気持ちを温かくしてくれるものばかりです。
ぜひ、名古屋を訪れた際は喫茶ニューポピーに足を運んでみてくださいね。
住所:愛知県名古屋市西区那古野1-36-52
営業時間:[月~木・日]8:00~18:00 [金・土]8:00~22:00
定休日:不定休
予約・電話番号:052-433-8188
平均予算:1,000~2,000円
HP:喫茶ニューポピー
レトロ町・名古屋の四間道を散策する♪