ノンカフェインドリンクの効果とは?リラックスできるノンカフェインドリンクのおすすめ6選

2021.04.21
フード
ノンカフェインドリンクの効果とは?リラックスできるノンカフェインドリンクのおすすめ6選

ゆったりしたいときはノンカフェインを

コーヒーや紅茶に含まれるカフェイン。
集中力を高めてくれるため、仕事や勉強の相棒として好む方は多いのではないでしょうか。
しかし、眠る前や休日など「カフェインを控えてゆっくり過ごしたい」というときもありますよね。そんなときは、ノンカフェインの飲み物でほっこりしませんか。
今回は日本で馴染み深い、「○○茶」と名前の付くノンカフェインの飲み物を6種類ご紹介します。それぞれに含まれる成分が持つ効果や味の特徴を知って、お気に入りの一杯を見つけてみてはいかがでしょうか。

ノンカフェインとカフェインレスの違いは?

ノンカフェインとカフェインレス違い

ノンカフェインの飲み物をご紹介する前に、よく混同される「ノンカフェイン」と「カフェインレス」の違いを整理しておきましょう。
まずノンカフェインとは、もともとカフェインを含んでいない食品を指します。
一方、カフェインレスは、カフェインが含まれていた食品からカフェインを大幅に除去したものです。「デカフェ」と呼ばれるものも、カフェインレスと同様の意味を持ちます。

カフェインを含む代表例は、コーヒーや紅茶、緑茶、烏龍茶など。
カフェやスーパーでは、カフェインレスコーヒーを取り扱うところも多く見られるようになりました。しかし、カフェインを微量でも摂りたくないという方は、「ノンカフェイン」の飲み物を選ぶようにしましょう。

日本に馴染み深いノンカフェインの飲み物6選

今からご紹介するのは、大麦やそば、大豆など、日本に馴染みのある植物から作られた飲み物です。全てカフェインを含んでいないため、小さなお子さんや妊娠・授乳中の女性、カフェインを避けたい方まで、幅広く楽しめます。それぞれに期待できる効果にも、ぜひ注目してみてくださいね。

麦茶

麦茶

麦茶といえば、家庭で親しまれる定番のお茶。
焙煎した大麦の実を原料に作られ、クセが無くさっぱりとしたのど越しが特徴です。
麦茶にはカリウムやナトリウムなどのミネラルが含まれており、水分補給と一緒にミネラルも補うことができます。
また、麦茶に含まれるアルキルピラジンという成分は、血液の流れを良くする効果が期待できます。大麦には体を冷やす特徴があるため、寒い季節は麦茶を温めて飲むと良いでしょう。

そば茶

そば茶

焙煎したそばの実が原料のそば茶は、ほんのりした甘さと香ばしい香りが楽しめるお茶です。
そば茶には、ポリフェノールの一種であるルチンが含まれています。
ルチンには毛細血管を丈夫にしたり、ビタミンCの吸収を高めたりという働きがあります。
また、そば茶の中でも、韃靼そばが使われているものは苦味が強く、通常のそばと比べてルチンが多く含まれているのが特徴です。
そば茶には食物繊維も含まれているため、お通じを良くする働きが期待できますよ。

はと麦茶

はと麦茶

次にご紹介するのは、はと麦の実を使ったはと麦茶。
大麦を使った麦茶と少し似ていますが、はと麦茶はより豊かな香ばしさと甘みが特徴です。はと麦には食物繊維やアミノ酸、ミネラル、ビタミンB1、B2など、栄養素が豊富に含まれています。
優しい味わいに加えてデトックスや美肌を促してくれるので、心も体も喜ぶお茶なのです。
はと麦は生薬やスキンケアアイテムにも用いられていることから、その効果に注目が集まっていることが分かりますね。

黒豆茶

黒豆茶

黒豆といえば、おせち料理の一つとして思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
煮豆を一粒食べると、その優しい甘みと旨みにお箸が止まらなくなりますよね。
その優しい味わいは、お茶としても楽しめるのです。

黒豆茶はアントシアニンや大豆イソフラボン、ミネラル、ビタミンEなどといった栄養素を含みます。アントシアニンやビタミンEは抗酸化作用を持ち、大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをするため、肌や血管など、細胞を若々しく保ちたい人に向いているでしょう。

昆布茶

昆布茶

5つ目にご紹介するのは、旨みが凝縮された昆布茶です。
この旨みの秘密は、アミノ酸の一種であるグルタミン酸。
体にとって有害となるアンモニアを無毒化して体外に排出したり、満腹感を与えて食べ過ぎを防止したりという効果が期待できます。

昆布茶には不足しがちな水溶性食物繊維や葉酸、ミネラルなども含まれているため、ご自宅のドリンクのラインナップに加えてみてはいかがでしょうか。
昆布茶に飽きてきたら、梅の香りと酸味がマッチした梅昆布茶もオススメです。
しかし、塩分が多く含まれている商品もありますので、摂りすぎには注意してくださいね。

小豆茶

小豆茶

最後にご紹介するのは、小豆茶です。
小豆は赤飯や羊羹、餡、ぜんざいなどとして親しまれ、日本の食文化に欠かせません。
小豆茶は小豆を煮出したもので、お汁粉から甘さを抜いたような、小豆本来の風味が引き立った味わいです。

小豆茶には、不溶性食物繊維やポリフェノール、ミネラル、ビタミンB群などの成分が含まれています。
不溶性食物繊維は便のカサを増やすため、お通じ改善に役立ちます。
また小豆に含まれるミネラルには鉄やカリウムがあり、むくみや貧血を予防したい方も注目です。

あなたにぴったりの飲み物を選ぼう!

お茶

ノンカフェインの飲み物を6種類ご紹介しました。
「食べ物としては知っているけれど、飲み物としては馴染みがない」というお茶もあったのではないでしょうか。

全てノンカフェインのため、幅広い年代・シーンで楽しめるものばかりです。
また、体に嬉しい効果が期待できるのも、ご紹介した飲み物の魅力です。
今回紹介したノンカフェインドリンクには、体に良い様々な効果を含んでいるので、あなたの体と心がほっこりと喜ぶものを選んでみてくださいね。

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