大人の社交場。大阪中之島のレトロ建築で貴族のようなティータイムを

2021.05.01
お出かけ
大人の社交場。大阪中之島のレトロ建築で貴族のようなティータイムを

高貴な時間に浸りたい時は「ダイビル本館」へ

せわしなく日常を生きているあなたへ。息がつまりそうな感覚を覚えて、どこかで新鮮な空気を吸いたいと思うことはありませんか。
そんな時は、大阪の中之島にあるダイビル本館」を訪れてみるのがおすすめ。装飾ゆたかな海外の建築物や、貴族の生活に憧れる人はきっとお気に入りの場所になるはずです。それでは新たな世界を覗いてみましょう。

中之島を彩るレトロ建築

大阪にある中之島にどんなイメージを持っていますか?ビジネスビルが数多く立ち並び、スーツを身にまとった人たちが行き交うのを見て、ビジネス街だと思う人も多いかもしれません。
しかし、ただのビジネス街ではないんです。よく目を凝らしてみると、まるで外国にある建物のように荘厳で繊細なビルが点在しています。

これらはかつて、当時の西洋建築に影響を受けた建築家たちが手掛けた建物。開発が進む一方、明治や大正時代の面影を中之島に今もなお残しているのです
そんな情緒ただよう建物の中から、今回は「ダイビル本館」をご紹介します。

お出かけはレトロでおしゃれなワンピースで♪

大人のふりして出かけたくなる「ダイビル本館」

引用:https://www.daibiru.co.jp/office_osaka/honkan/

京阪中之島線「渡辺橋駅」からほどなく歩いた場所にある「ダイビル本館」。大正14年に建てられた「旧ダイビル」の意匠を受け継ぎ誕生した、中之島のシンボルマークです。

低層部にカフェやショップが立ち並ぶ商業ゾーンを、高層部にはオフィスゾーンを配しています。商業ゾーンは大正時代の特徴を色濃く残し、中央玄関には“鷲と少女の像”が。
レトロというにはあまりに重厚な建物が、私たちをうやうやしく出迎えてくれますよ。

一歩中に足を踏み入れると、外観にふさわしい吹き抜けのエントランスホールが広がっています。“格調高い天井や、床のタイルも当時のまま。思わずかかとの高い靴を履いて、床を鳴らしたくなるようです。そんなダイビル本館には、いつもより背伸びして行きましょう。

貴族のサロンさながらの空間も

引用:https://www.daibiru.co.jp/office_osaka/honkan/

ダイビル本館のメインターゲットは、“高感度で、こだわりの強い、大人の男女”
仕事の帰り道だけでなく、休日に出向く価値のある空間がコンセプトです。そんな意向は、ダイビル本館の随所で体現しているように思えます。

例えばエントランスホールを右手に抜けたところにある、サロンスペース。アンティーク調のテーブルとチェアが並べられ、まるで貴族の社交場のようです。ダイビルの歴史をつづった壁際の写真を眺めながら、優雅にくつろげますよ。

店名:ダイビル本館
住所:〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島 3-6-32
営業時間:各ショップにより異なる
定休日:各ショップにより異なる
電話番号:06-6441-1936(共同オフィス)
HPやSNS等のリンク:https://www.daibiru.co.jp/office_osaka/honkan/

ティータイムは王室御用達の「ダルマイヤー」で

引用:
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/27073953/

ダイビル本館には、その世界観に適した飲食店がずらり。中でも昼下がりのお茶の時間にぴったりなのが、1階にあるカフェ「ダルマイヤー」です。

「ダルマイヤー」は、ドイツのミュンヘンにあるヨーロッパ屈指の一流デリカテッセンと名高いブランド
1700年頃にミュンヘンの市街地にあった雑貨店がはじまりと言われています。
当時の店主の名前、アロイス・ダルマイヤーから名を受け、1900年頃には王室御用達のデリカテッセンに転身。以降、バイエルン王室やドイツ帝国皇帝の御用達として、上質なコーヒーや紅茶を中心に提供しています

そんなダルマイヤーこだわりの一杯が、日本のダイビル本館で味わえるんです。2013年の7月にオープンして以降、多くの人に愛されていますよ。

ドイツの風感じるインテリアにも注目

引用:https://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/27073953/

品質にこだわったカフェメニューだけでなく、ドイツミュンヘンの風を感じさせる雰囲気も魅力。
黄色、黒、白と、店内の配色からはドイツの国旗を彷彿とさせます。そこに王室を思わせる深い緑色の壁や、シックな紅色のカーテン。天井から吊り下げられているのは、煌びやかなシャンデリアです。

店内からは、中之島を象徴する川のひとつ、堂島川も眺められます。気分を変えたい時には、ヨーロッパの文化を模るテラス席に座ってみるのはいかがでしょうか?

コーヒー派の方は、こだわりあふれる琥珀色の1杯を

引用:https://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/27073953/

ダルマイヤーのコーヒーは、芳醇なアロマの香りが特徴です。
コーヒー豆の輸入会社としても一手を担うダルマイヤーが使うのは、世界で選りすぐりのアラビカ品種だけ。生豆の品質を一番にこだわっています。
そこに独自のフレーバーやアロマを生み出す焙煎方法も加わり、特別なコーヒーをお届けしているのです。

紅茶派の方は、午後の薫り高い1杯を

引用:
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/27073953/

100年以上愛され続けているのが『ダルマイヤーティー』。
3000以上ある紅茶のバリエーションの中から約90種を選び出し、独自ブレンドした紅茶です。
茶葉はドイツで訓練を受けたティーエキスパートが徹底管理。世界中にある茶園の中から、上質なものだけを仕入れ品質維持に努めています。香りのよい紅茶は、午後のやすらかな時間にぴったりです。

プレッツェルやシュトゥーデル。ドイツミュンヘングルメも

引用:
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/27073953/

少し小腹が空いたなら、ぜひフードメニューも堪能したいもの。中でもおすすめなのが、本場さながらの大きなプレッツェルパン
つやつやと光るプレッツェルパンは噛み応えがあり、お腹を満たしてくれるでしょう。

もう少ししっかり食べたい方には、プレッツェルパンと4種類のハムやソーセージの盛り合わせたミュンヘンプレート」をぜひ味わって。
ほかにも、自慢の厚切りハムを使用した「フライッシュケーゼ」やサンドイッチなど。

デザートには、マイスター谷脇のりんごをたっぷりと詰め込んだアップルシュトゥーデルをいただきましょう。あたたかいシュトゥーデルと冷たいアイスクリームが生み出すハーモニーは格別です。

店名:ダルマイヤー カフェアンドショップ
住所:〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島 3-6-32 ダイビル本館 1F
営業時間:11:00〜18:00(フードL.O.17:00 ドリンクL.O.17:30)
定休日:水曜日
電話番号:06-6479-0202
HPやSNS等のリンク:https://www.dallmayr-jp.com/

ダルマイヤーの商品とダイビル本館の雰囲気をお土産に

引用:
https://www.daibiru.co.jp/office_osaka/honkan/

カフェをあとにする際には、物販コーナーも覗いてみましょう。ダルマイヤー定番のコーヒーや紅茶だけでなく、日本初の限定商品も並んでいるかもしれません
さらにダイビル本館を出る時には、高貴な雰囲気をまるごと胸に吸い込んで。忙しさに潰されそうになった時には、またここへ足を運んでみてください。

中之島のダイビル本館はいつでも、あなたに高貴な時間を与えてくれるでしょう。

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