大葉と青じその違いは?意外と知らない似ているのに名前が違う食べ物

2020.09.07
フード
大葉と青じその違いは?意外と知らない似ているのに名前が違う食べ物

普段呼んでいる食べ物の名前、他にも違う呼び方があるなと思ったことはありませんか?
同じ意味として何気なく使っている食べ物の名前にも、実は違う意味があったり別の食べ物だったということもあるようです。

似ているけど違いがわかりにくい食べ物

例えば、大葉と青じその違いについて、正確に説明できるという人はそれほどいないのではないでしょうか?

違いがわかりにくい食べ物は大葉と青じそだけに限りません。気になる違いについて探っていきたいと思います。

違いがわかりにくい食べ物:大葉と青じそ


まず、大葉と青じそは全く同じものです。青じそは植物の名前で、食用の香味野菜として販売されている食材は大葉と言います。実は最初に販売された時の商品名が大葉であったことから、今では当たり前のように大葉が浸透していったと言われています。

違いがわかりにくい食べ物:ウインナーとソーセージ


ソーセージは、ひき肉と香辛料を混ぜて腸詰めにしたものの総称です。ソーセージの皮の部分となる腸には、さまざまな動物の腸が使われており、使う動物によって太さが違います。

なかでも羊の腸を使っているものは、ウインナーソーセージと言われており、これが私たちがよく言うウインナーのことなのです。

違いがわかりにくい食べ物:おはぎとぼたもち

おはぎとぼたもち
おはぎとぼたもちの違いにはさまざまな説が考えられています。一番有力だとされているのは、全く同じ食べ物だけど季節によって呼び方が変わるということです。

その季節に咲く花によって、春には牡丹からぼたもち、秋には萩からおはぎと名づけられたと言われています。食べる時期によって呼び方を変えているんですね。

違いがわかりにくい食べ物:ツナとシーチキン


ツナは、マグロやカツオを油漬けや水煮にして缶詰にしたものです。ツナもシーチキンも同じ認識で使っている人が多いかと思いますが、実はシーチキンは商品名。はごろもフーズ株式会社が製造する商品で、登録商標となっているんです。

違いがわかりにくい食べ物:寿司と鮨


普段使うのは「寿司」が多いけど、確かに「鮨」も同じ「すし」ですよね。鮨はなんだか高級そう、寿司は大衆なもの?などいろんなイメージがあるかと思います。

先に誕生したのは鮨の方。もともとは魚を発酵させて作る鮒(ふな)ずしが主流だったところ、生の魚を使って作られるようになったのが鮨なのです。

一方、寿司はおめでたい席で食べることの多かった鮨を、後におめでたい意味のある漢字にしたもの。寿司は今では広く使われており、魚を使っていない巻きずしや、いなり寿司にも使われています。

違いがわかりにくい食べ物:クッキーとビスケット


クッキーとビスケット、どちらも小麦粉を使った焼き菓子です。クッキーはもともとアメリカ生まれのお菓子で、焼き菓子の総称として使われています。日本では、糖分と脂肪分が40%以上占めているものをクッキーと定めています。

一方、ビスケットはイギリス発祥のお菓子です。ビスケットには「2度焼き」の意味があり、保存性の高いパンの一種とされてきました。日本では糖分と脂肪分が40%未満の焼き菓子をビスケットと定めています。

違いがわかりにくい食べ物:まとめ

いかがでしたか?似ているけど名前が違う物、実は明確に違いがないものなどさまざまな発見がありましたね。ここで紹介したものだけでなく、世の中には他にも違いがわかりにくい食べ物はたくさんあります。この機会にぜひ調べてみてくださいね。

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