晴れた夜は星を眺めてみる―天体望遠鏡なしのライトな天体観測

連日雨続きのこの時期ですが、雨の後は空気が澄んで、空がきれいに見えますよね。
夜ならいつもよりたくさんの星が見えるようになります。そんなときは、星空を眺めに出かけてみませんか?
密集した住宅街やビルが多いところなどは星が見えにくいので、街の明かりから離れた場所に移動しましょう。
拓けた山の斜面で、近くに住宅やビルがないなど、見やすい条件が揃っていれば望遠鏡がなくても肉眼で星座や流星が見られます。
天体観測する場所を探すときは、光害スポットがわかるマップを活用すると便利ですよ。
Light pollution map https://www.lightpollutionmap.info/
ここで筆者が天体観測する時の持ち物の中から、あると便利なものをピックアップしてご紹介致します。
天体観測にあると便利なもの
・レジャーシート
寝そべって夜空を見上げたほうが広い範囲を見渡せるので、敷物があるといいでしょう。
・毛布 or 上着
夏でも夜に標高が高いところへ行くと、涼しいを通り越して肌寒いことも。ブランケットなどがあるといいです。
・虫よけ
何十分も外でじっとしていると、気付かない間に虫に刺されることがありますので、事前に虫よけの対策をしておくことをおすすめします。
・懐中電灯
暗く人通りの少ないところで星を見ていると、傍を通る車からは人がいることがわかりにくいです。
車が近くに来たときは懐中電灯で足元を照らすなどして、「ここに人がいますよ」と知らせるとお互い安心です。
もちろん天体望遠鏡をお持ちなら肉眼では見えない星の鮮明な姿を楽しめますが、星の見えやすいスポットなら肉眼でも十分楽しめます。
星座を確かめながら楽しみたい方は星座早見盤も持っていくといいですね。
夏に見られる流星群
・みずがめ座δ南流星群・・・7/12~8/23頃(7/28極大予想)
・やぎ座α流星群・・・7/15~8/15頃(7/31極大予想)
・ペルセウス座流星群・・・7/17~8/24頃(8/12極大予想)
夏はこれらの流星群が活動します。
しかし、どんなに晴れていても観測数が極端に少なくなる日もありますので、「見られたらラッキー」くらいの心持ちでいるのが楽しむコツです。
安全面・近隣への配慮やマナーにはくれぐれも気を付けて、天体観測を楽しんでくださいね。
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