大阪のレトロ建築レストラン4選。クラシックからカジュアルまで
（『photoAC』よりDL）
大正時代の後期から昭和初期にかけて、東洋一の商都として栄えた大阪。当時大阪は“大大阪”と呼ばれるほど発展し、日本の経済の中心として脚光をあびていました。今やグルメや芸能などで有名ですが、レトロ建築という名残が今も街のあちらこちらに見受けられます。
華やかさと重厚感を兼ね備えたレトロ建築に出会うと、まるで日本にいることを忘れてしまいそう。今回は、そんなレトロ建築のなかで食事ができるレストランをご紹介。たまのご褒美ランチやディナー・記念日にもぴったりの空間をご紹介します。
目次
1．大正浪漫あふれる難波の迎賓館『堺筋倶楽部』
（引用：https://www.sakaisujiclub.com/）
長堀橋駅より徒歩約3分の『堺筋倶楽部』。今も日本を誇る近代建築のひとつとして活躍する、銀行をリメイクして作られたレストランです。その堂々たる佇まいからは、大正浪漫の香りがただよってくるよう。一歩足を踏み込むと、思わず息を呑むような吹き抜け空間が広がっています。
金庫室や電話交換室などの面影を残す、特別な日にもふさわしい個室も魅力。個性的な空間で食事を楽しんだ時間は、きっと忘れられない思い出になるでしょう。空間を貸し切ってのパーティーをはじめ、両家の顔合わせやウェディングプランも利用可能です。
（引用：https://www.sakaisujiclub.com/）
1階にあるレストラン『アンブロシア』では、上質なイタリア料理を楽しめます。旬食材の旨味を最大限に引き出したお料理を、またとない空間で味わってみませんか？お店のおすすめコースや季節のおすすめコースを、種類豊富なイタリアンワインと共にどうぞ。
2～3階の個室では、本格フランス料理を味わえます。フランスから空輸した食材や、生産者の顔がわかる地元の野菜を使い、シェフが仕上げるこだわりの一皿。その季節でしか楽しめない食材をふんだんに使ったお料理です。お子様用メニューがあるのもうれしいですね。
住所：〒542-0081 大阪市中央区南船場1-15-12
定休日：月曜日（祝日振替）
電話番号：06-6265-8000 (RESTAURANT)／06-6265-8002 (WEDDING SALON)
HPやSNS等のリンク：https://www.sakaisujiclub.com/
2．重要文化財でフレンチを堪能『旧桜ノ宮公会堂』
（引用：https://restaurant.novarese.jp/smk/）
桜ノ宮駅からから徒歩約9分の『旧桜ノ宮公会堂』。
大川の河畔に佇む、豊かな自然が広がるロケーションが魅力のレストランです。明治天皇記念館としても使用された上質な空間。建物の周囲には、季節を感じられる庭園があり、風情を楽しめます。
平日はフレンチコースのランチが楽しめるレストラン。土日はウェディング会場となり、新郎新婦やゲストを出迎えます。アーチ窓やクラシカルな装飾が施されるなか、ハレの日を過ごしてみるのはいかがでしょうか。ガラスブロックに包まれる、幻想的なホールも人気です。
（引用：https://restaurant.novarese.jp/smk/）
こちらでいただけるランチコースは3種類。どれもシェフが厳選した食材や、季節感を取り入れたメニューが特徴のお料理です。創作フレンチと和洋折衷の2パターンで、記憶に残る品々を提供。パティシエ特製のデザートもぜひ味わいたいものですね。
ウェディングはもちろん、接待や歓送迎会・ビジネスイベントなどにも使用できます。ランチやディナーがセットになった、独自のプランを幅広く用意。会場設備も充実しています。オプションでつけられる『スタンダードビュッフェプラン』も必見です。
住所：〒530-0042 大阪府大阪市北区天満橋1-1-1
定休日：第2水曜日
電話番号：050-5306-8500
HPやSNS等のリンク：https://restaurant.novarese.jp/smk/
3．歴史的建造物×北欧カジュアルグルメ『スモーブロー キッチン』
（引用：https://www.smorrebrod-kitchen.com/）
中之島図書館の2階にある『スモーブローキッチン』は、歴史的建造物のなかでカジュアルタッチのオープンサンドが楽しめるお店です。中之島図書館は、ギリシャ・ローマの神殿建築を踏襲した建物。半球形の青銅製のドームが、独自の世界観を醸し出しています。
『スモーブローキッチン』の店内は、木のぬくもりを感じるナチュラルテイスト。北欧を思わせるブルーのソファと、球形の照明が落ち着ける空間を演出しています。創造性に富んだ中之島図書館内で過ごす、心地よい時間を肌で体感してみては？
（引用：https://www.smorrebrod-kitchen.com/）
北欧の郷土料理『スモーブロー』を提供する、西日本初の専門店として知られています。ヨーロッパで修業を重ねたフレンチシェフが振舞う、全国から選りすぐりの食材を使ったオープンサンド。彩り豊かで、見ているだけで元気が湧いてくるような1品です。
ランチはもちろん、ディナーや軽食など幅広く楽しめます。スモークサーモンとビーツ・グレープフルーツを使った個性的なサンドから、野菜やソテー・フライを盛り込んだ食べ応えのあるメニューまで。フルーツソーダど、自家製のドリンクもぜひ味わってみてください。
住所：〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島１丁目2-10
定休日：不定休
電話番号：050-5592-6244
HPやSNS等のリンク：https://www.smorrebrod-kitchen.com/
4．クラシカル＆モダンの融合を芸術空間で『中之島 SOCIAL EAT AWAKE』
（引用：https://www.nakanoshima-social-eat-awake.jp/）
中之島エリアを代表する、大阪市中央公会堂の地下部分にある『中之島 SOCIAL EAT AWAKE』。
土佐堀川の側に堂々と建つ大阪中央公会堂は、水と緑に囲まれるネオルネッサンス様式の建物です。海外の宮殿を思わせる外観は、まるで海外を訪れたような気分にさせられます。
オペラやコンサートをはじめ、数多くのイベントが催される館内は、見学自由なエリアもあります。近代大阪の名建築物の貴重な資料が並ぶ展示室や、座板の裏に帽子掛けの金具が残る椅子など。天井画や装飾が美しい圧巻の室内は、ガイドツアーなどで目にできますよ。
（引用：https://www.nakanoshima-social-eat-awake.jp/）
そんな大阪市中央公会堂の地下にあるのが、バルとダイニングふたつのエリアを併せ持つレストラン『中之島 SOCIAL EAT AWAKE』。一流の腕を持ったシェフによる、和の食材を駆使したフレンチとイタリアンを楽しめます。各地のビールやワインも揃う、大人の社交場レストランといった風格です。
前菜やメイン料理を自由に組み合わせるランチコースや、デミグラスソースのかかった名物オムライスを堪能できます。シェフの手腕が光る前菜の盛り合わせや、おつまみメニューもぜひ味わいたいもの。中央公会堂のなかで過ごす贅沢な夜にふさわしいお料理です。
住所：〒530-0005 大阪市北区中之島1-1-27 大阪市中央公会堂 B1F
定休日：第4火曜日（祝日の場合翌日に振替）
電話番号：06-6233-9660
HPやSNS等のリンク：https://www.nakanoshima-social-eat-awake.jp/
大阪のレトロ建築で至高の時間を体感して
国の重要文化財・レトロ建築レストランで過ごす時間は格別です。お料理はもちろん、空間や世界観をまるごと楽しめるのが魅力。クラシックなコース料理をいただくもよし、カジュアルなバルメニューを気軽に味わうもよし。楽しみ方は、あなた次第です。
（注）感染症対策のため営業時間・休業日・営業内容が変更になっている場合があります。お出かけ前に各公式サイトでご確認ください。
