3種類のコーヒー豆でコーヒーゼリーを食べ比べ!味に違いは?

2021.07.05
フード
3種類のコーヒー豆でコーヒーゼリーを食べ比べ!味に違いは?

ぷるぷるとした食感が楽しいコーヒーゼリー。
コーヒーフレッシュや生クリームを加えて食べると、苦味と甘さがマッチして絶品ですよね。コーヒーゼリーは市販のものも美味しいですが、簡単な方法で手作りできるのをご存知でしょうか。

今回は3種類のコーヒーをドリップしてゼリーを作成し、豆によってどのような味の違いがあるのかをご紹介します。
おうちカフェの1つのアイデアとして、ぜひ参考にしてみてくださいね。

コーヒーゼリーの基本の作り方は?

コーヒーゼリーの作り方

まずは、ゼラチンを使ったコーヒーゼリーの基本の作り方を紹介します。
インスタントコーヒーとドリップコーヒーのどちらでも作れるので、ご自宅にあるもので試してみてはいかがでしょうか。

インスタントコーヒーで作る

<用意するもの>
・インスタントコーヒー 大さじ3
・砂糖 大さじ3(お好みで調節してください)
・水 300cc
・粉ゼラチン 5g

<作り方>
①水・インスタントコーヒー・砂糖を鍋に入れて沸騰直前まで温める。
②火を止めたら粉ゼラチンを入れ、よく混ぜる。
③粗熱をとって容器に流し込み、冷蔵庫で冷やす。

ドリップコーヒーで作る

<用意するもの>
・ドリップコーヒー 300cc
・砂糖 大さじ3(お好みで調節してください)
・粉ゼラチン 5g

①お好みの濃さでドリップコーヒーを抽出する。
(今回作成した際は、濃いめに抽出しようと思い25gで用意しました。)
②コーヒーが熱いうちに砂糖と粉ゼラチンを入れ、しっかり溶かす。
③粗熱をとって容器に流し込み、冷蔵庫で冷やす。

コーヒー豆3種類のコーヒーゼリーを食べ比べ!

コーヒーゼリー食べ比べ

さて、先ほどご紹介したドリップコーヒーを使用する作り方で、実際にコーヒーゼリーを作ってみました。
用意したコーヒー豆は3種類。それぞれの特徴や食べ比べてみた結果をご紹介します。

用意したコーヒー豆

用意したコーヒー豆

今回はスターバックスコーヒージャパンで販売されているコーヒー豆、「スターバックス ライトノート ブレンド®」「ケニア」「フェアトレード イタリアン ロースト」の3種類を用意しました。

それぞれをドリップコーヒーとして飲んでみた印象はこちらです。
筆者の感想も含んでいるので、気になる方はぜひ実際に飲んでみてくださいね。

・スターバックス ライトノート ブレンド(浅煎り・中南米のブレンド)
軽やかな印象で、ほのかな香ばしさがアクセントになっている。
酸味が程よくあって、飲みやすい。

・ケニア(中煎り・アフリカのケニア)
コクもしっかりと感じられるが、酸味と香りの印象が強く残る。
ブルーベリーが口の中でぷちっと弾けたようなジューシーさに似ている。

・フェアトレード イタリアン ロースト(深煎り・中南米のブレンド)
鼻に抜けるスモーキーな香りが印象的で、舌に残るような余韻は控えめ。
酸味はほとんど感じられず、深煎りのビターさが際立つコーヒー。

コーヒーゼリーを作成

基本のレシピ通り、コーヒー豆3種類を25gずつ用意し、300cc抽出しました。

コーヒーゼリーの作り方

粉ゼラチンと砂糖を入れて、だまにならないようによく混ぜます。

粗熱が取れたら容器に移し、冷蔵庫で一晩保存。
翌日食べようと思い今回は一晩置いていますが、途中で覗いてみると冷蔵庫に入れてから3時間ほどで固形になっているようでした。

食べ比べてみると…?

完成して盛り付けを行ったコーヒーゼリーがこちらです。

コーヒーゼリーの見た目

左から順番に、スターバックス ライトノート ブレンド、ケニア、フェアトレード イタリアン ローストです。
見た目にはほとんど違いがありませんね。

また、使用したコーヒーフレッシュは、下の写真にあるスジャータプレミアム。
乳脂肪が45%と高めで、コーヒーゼリーの深みに合うように選びました。

スジャータープレミアム

3種類全てに言えることは、「コーヒーの味がしっかりと感じられて、本格的なコーヒーゼリーを楽しめる」ということです。
食べ比べてみた印象としては、最も突出したクセが無く、バランスが良いのがスターバックス ライトノート ブレンドでした。
食べやすいので、好みが分かれにくい味と言えるでしょう。

ケニアで作ったコーヒーゼリーは、そのままコーヒーとして飲むよりも苦味が感じられますが、フルーティーさはやや落ち着いた印象です。
それでもなお、3つの中では一番華やかさを持っていました。

フェアトレード イタリアン ローストは、スモーキーさがダイレクトにコーヒーゼリーの味に現れていました。
生クリームを加えたり、細かく砕いて牛乳やパフェに入れたりと、アレンジが効く万能さを持っていると思います。

お好みのコーヒー豆で、コーヒーゼリーを楽しもう

コーヒーゼリー

今回は焙煎度や産地の違うコーヒー豆でコーヒーゼリーを食べ比べてみました。
それぞれの特徴が出たコーヒーゼリーは、自分好みを取り入れられるおうちカフェにぴったりです。
コーヒー豆の種類はたくさんあるので、今回の記事を参考に美味しいコーヒーゼリーを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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