カメラがもっと楽しくなる♪『写ルンです』を使ってレトロでエモい写真を撮ろう

目次
写ルンですでエモい写真を撮ってみませんか。
1986年富士フイルムから発売された使い捨てカメラ『写ルンです』。ここ数年、レトロでエモい写真が撮れるとカメラ女子の間で再ブームがきています。
昔ならではのアナログな感触と手軽に写真が撮れることから旅行や結婚式、パーティーなどで重宝されています。
なんと言っても、写ルンですは細かい設定や機材はいりません。カメラひとつで雰囲気のある写真を撮ることができるのでカメラデビューの方、簡単にフィルム写真を楽しみたい方におすすめです。今回はそんな写ルンですの種類や使い方、撮影のコツなどを紹介します。
写ルンですの種類と価格
現在販売されている写ルンですシリーズは2種類あります。
・写ルンですシンプルエース 27枚撮り/1,375円(税込)
・写ルンですNew Waterproof27枚撮り/1,950円(税込)
引用元:楽天市場より
べーシックなのが写ルンですのシンプルエースです。明るい場所での撮影に適しており、夜の撮影はフラッシュをたくのがおすすめです。価格的に一番お手頃でカメラ屋さんやオンラインショップなどで購入することができます。
引用元:Amazonより
2つ目は写ルンですNew Waterproof(ニューウォータープループ)。水に強く、水深10mまで撮影できるカバーが付いています。水の青さや水中に写る光模様や気泡といった幻想的な写真を撮ることができます。
写ルンですの使い方と撮影のコツ
写ルンですの簡単な使い方
今回紹介するのは写ルンですシンプルエースの27枚撮りです。まず袋からカメラを取り出します。写ルンですは上の画像のような作りになっており、裏面にある巻き上げダイヤルを右にしっかり巻き、カチッと止まったらいざ撮影スタートです。
シャッターボタンを押すだけで簡単に人や風景、食事など、どんな被写体でもおしゃれな写真に仕上がります。明るい場所以外はフラッシュを入れ、赤いランプがつくのを確認しましょう。
写真を撮り終えた後は必ず巻き上げダイヤルを右に巻き、2枚目を撮影をします。これを何度も繰り返し、フィルムカウンターがゼロになったときが撮影終了の合図です。
写ルンですで上手に撮影をするコツ
写ルンですは日中や屋外といった明るい場所に適しており、1~1.5m以内で撮影するのがおすすめです。一方、暗い場所ではフラッシュをたき、撮影距離は1m~3m以内が最適。
写ルンですは高い機能が備わっているわけではありません。なので必ずピント位置を固定してから被写体を撮影するようにしましょう。自撮りや友人同士で写真を撮るときは、なるべく友達との距離を縮め、肘を伸ばした状態で撮るのがコツです。
少しでも距離が離れてたり、カメラが近すぎるとピントがズレることがあります。撮影するときは十分に気をつけてくださいね。
写ルンですを使っていろんなものを撮ってみた【写真例】
こちらは植物園に行ったときに撮影した写真です。入り口が洋館のようにおしゃれだったので建物全体を撮るために少し離れた場所から撮影しました。この日は晴天でしたが、フラッシュをたかずに撮るとこのように独特の色合いと雰囲気のある一枚に。
鮮やかなで可愛らしい紫陽花は、くすみがかった淡い色味になり味わいのある一枚になります。
こちらはちょっと失敗?してしまった一枚です。明るい場所であっても店内の照明が暖色系だとこのように見えづらくなることも・・・。
逆光が入ったことで少しボケた写真になりました。これはこれでとても素敵な写真になりましたが、もっとキレイに撮りたい方はフラッシュを入れ、しっかりとピンと合わせましょう。
写ルンですはiPhoneや高機能カメラと違って設定がなく、加工もできません。撮影した写真は現像するまでどんな風になっているのか分からないためワクワク感が増します。
写ルンですで撮影した写真を現像するには?
写ルンですで撮影した写真はカメラのキタムラや購入したお店、ビックカメラなどで現像することができます。お店によって現像するスピードは異なりますが、約1~1.5時間ほどで現像可能です。
持ち物は写ルンですとお金のみ。お店のスタッフに「現像をお願いします」と伝えるだけで、「どんな形にしますか?」と、現像の種類や料金について説明してくれます。
このような状態になれば現像完了です。
撮影した写真はプリントしたり、CDにしてデータを取り込んだり、スマホに転送することができます。お店によって料金が異なることはありますが、多くが下記のような料金設定になっています。
・写真 1枚40円(税込)
・CDデータ化 550円(税込)
・スマホ転送 330円(税込)
今回はデータをCDに取り込む方法をお願いしました。
撮影した写真はSNSにあげたり、アルバムをつくったり、壁にかけるなど、自分なりの楽しみ方を見つけてみてくださいね。
写真がもっと楽しくなる!写ルンですを日常生活の一部に
一躍ブームを巻き起こした写ルンですは、再びカメラ女子や若い世代の間で注目されているレトロアイテムです。撮り直しはできませんが、その分一瞬一瞬の出来事を素早く切り取ることができます。たとえ失敗したとしても、それもまた味わいのいい写真になります。
カメラがもっと楽しくなるコツは写ルンですを常にカバンの中に入れておくこと。何気ない日常やちょっとした散策、旅行など、気になる被写体を見つけたらすぐに撮影できます。電池や充電が必要ない分、設定で手こずることもありません。
初めてカメラを購入する方、レトロでおしゃれな写真を撮りたい方はぜひ写ルンですを手に取ってみてはいかがでしょうか。