質の良い睡眠のためにやめたい5つのNG習慣

2021.03.17
美容・ヘルス
質の良い睡眠のためにやめたい5つのNG習慣

質の良い睡眠ってどんな睡眠?

あなたは質の良い睡眠をとれていますか。例えば自然と眠りにつけているか、夜中に目が覚めないか、朝すっきりと目覚めるかなどを思い浮かべてみてください。
もしこれらとは程遠い睡眠習慣を送っていた場合、あなたの体は疲労が溜まっていく一方かもしれません。今回は、質の良い睡眠のためにやめたい5つの習慣をご紹介します。
「毎日体がだるくてしんどい」「ぐっすり眠って思考をすっきりさせたい」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

睡眠と生活習慣は切り離せない関係

リラックスできそうな寝室
質の良い睡眠は、生活習慣にメリハリを与える。
メリハリのある生活習慣は質の良い睡眠に繋がる。
このように、睡眠と生活習慣は切り離せない関係です。
朝起きてもだるさが取れない、眠気が残っているという方は、良質な睡眠にとってNGな習慣が身についている可能性があります。

私は一時期、シフト制の仕事で生活リズムを崩した経験があります。早番の日は午前3時起き、遅番の日は昼過ぎに起きて午前2時就寝。この生活を続けていると、寝ても寝ても疲れが取れなくなってしまいました。
この時期は特に気持ちの浮き沈みが激しく、集中力も続かない…。「このままではいけない」と思い、自分に合った働き方や睡眠の質、生活習慣について見直すようになりました。
すると睡眠の質が低下するNG習慣がいくつも出てきました。その中でも多くの方が陥りやすいNG習慣5つをご紹介。あなたもぜひ一緒にチェックしてみてください。

睡眠の質が悪くなるNG習慣5つ

寝ている様子
今からご紹介する5つの習慣は、あなたの睡眠の質を低下させているかもしれません。
今日からできることを改善して、メリハリのある生活習慣を目指しましょう。

起床時間がバラバラ

時計
起床時間が定まっていないと、体内リズムが狂いやすくなります。
人間の体内時計は24時間と少し。地球は24時間で1周するため、若干のずれが生じます。
このずれを修正するポイントは、毎朝同じ時間に起きて日光を浴びることです。
さらに光を浴びた私たちの体は、睡眠を促すホルモンである「メラトニン」の分泌を止めて、幸福物質「セロトニン」の生成を始めます。そして14~16時間後にはメラトニンの分泌が再開され、自然な眠気が到来。つまり決まった起床時間と朝の日光浴は、睡眠の質を高める効果があるのです。
このサイクルが狂った場合、日中の気怠さや心の不安定さ、眠りにくさに繋がってしまうことも。起床時間がバラバラになる理由は、夜更かししているからという場合もあります。夜はテレビやスマートフォンなどの液晶画面から目を遠ざけて、リラックスモードを作ってあげましょう。

朝食を抜く

朝ごはんのフルーツ
「朝は食欲がないから食べない」という方は、体内リズムを正すせっかくのチャンスを失っている可能性があります。その理由は、朝食は日光を浴びるのと同様に、体内リズムの修正に関わるからです。
そして先ほど、日光を浴びると幸福物質のセロトニンが作られるとお話しました。そのセロトニンの合成には、必須アミノ酸の一つ「トリプトファン」の存在が欠かせません。トリプトファンは体内で作られないため、食物から摂取する必要があります。
トリプトファンは主に豆類や乳製品に豊富ですが、バナナにも含まれています。バナナは手軽に摂取できる上に、エネルギー源としても活躍。これまで朝食を抜いていた方も、手軽に食べられるバナナを選んでみてはいかがでしょうか。

朝ごはんにフルーツを取り入れるメリット

夜遅くに食事を摂る

ハンバーガー
残業が続いて、夜遅くに食事を摂ってしまう。残念ながらこの習慣も、睡眠の質を低下させる要因になります。特に寝る直前にボリュームのある食事を摂取すると、消化活動が影響してぐっすり眠ることができません。
翌朝に食欲がわかず、朝食を抜く原因ともなってしまうのです。
本来であれば、夕食は寝る3~4時間前までが良いとされていますが、仕事などで忙しいと夕食が遅くなる場合もありますよね。
空腹のまま床に就くと脳を目覚めさせてしまう可能性があるため、全く食べないのもおすすめできません。
遅い時間の夕食は糖質や脂質がたっぷり含まれた食事を控えて、消化に良いものやタンパク質を中心に摂りましょう。

熱いお湯につかる

お風呂のアヒル
寒い日や疲れた日は、熱いお湯につかると気持ちが良いですよね。
ちなみにお湯の温度は何度にされていますか。
寝る前に適したお湯の温度は、38~40度。
これは自律神経の1つである副交感神経を優位にさせる効果があります。
副交感神経が優位になると寝つきが良くなる一方、熱すぎるお湯は交感神経を優位にさせて覚醒する原因にもなります。
「最近寝つきが悪いな」という方は、ぬるめの温度での入浴を試してはいかがでしょうか。

モコモコのルームウェア

わた
モコモコと肌触りの良いルームウェア。可愛い上に温かいので、冬の定番として持っておきたくなりますよね。
しかし寝る際にはご注意を。
モコモコが邪魔をして、寝返りを打てなくなっている可能性があります。
寝返りを打てないと、浅い眠りとなる原因に。
快眠のためにはコットン素材のパジャマがオススメです。
これまでパジャマにこだわりのなかった私は、モコモコのルームウェアや厚手のスウェットで寝ていました。
しかしパジャマを着るようになり、以前にあった寝汗の気持ち悪さや動きにくさが軽減したのです。良い睡眠のためには着る服にもこだわることが大切ですね。

快適な睡眠は生き生きとした生活に繋がる

幸せそうな人
睡眠の質が悪くなるNG習慣を5つご紹介しました。
あなたはいくつ当てはまりましたか。

NG習慣を見直すと快適な睡眠に、そして生き生きとした明日への生活に繋がります。
今日からできることを1つでも実践して、質の良い睡眠を手に入れてみてはいかがでしょうか。

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