身体の不調は冷えが原因?冷えを改善して生き生きとした身体に

2020.12.15
暮らし
身体の不調は冷えが原因?冷えを改善して生き生きとした身体に

身体の冷えは、あらゆる不調のもと

もうすぐ冬を迎えようとしていますが、寒さ対策は万全でしょうか。
身体が冷えると、様々な不調を引き起こしてしまいます。
頭痛や肩こりが酷くなった、疲れが取れにくくて困っているなどでお困りの方は、冷えが関係している可能性が。冷え知らずの身体を目指して、寒い冬を乗り切りましょう。

身体が冷えやすい原因は?

身体が冷えやすくなる原因とは何でしょう。
それは、筋肉量の低下、ストレス、締め付けの強い衣服の着用、冷たい飲み物や食事の摂りすぎなどにあります。

筋肉量の低下


筋肉は熱を作る働きをするため、筋肉量が低下すると熱生産がうまくいきません。
また、代謝が落ちて脂肪を蓄えやすい身体に。
つまり筋肉量の低下は、冷えや太りやすい体質を招いてしまう状態になります。

特に気を付けたいのは下半身。
下半身の筋肉が衰えてしまうと、静脈やリンパの流れが停滞します。
これはセルライトを生む原因にもなりますので、冷えや美容のためにも筋肉量の低下は防ぎたいですね。

ストレス


ストレスは、自律神経のバランスが乱れる原因になります。自律神経の働きは、交感神経と副交感神経の二つがバランスを取り合い、内臓の働きや体温などを調節すること。ストレスを受け続けた状態では体温調節がうまく働かず、身体が冷えてしまいます。

締め付けの強い衣服の着用

締め付けの強い衣服を着用すると、その部分の血流が悪くなります。
身体で作られた熱エネルギーを運ぶのは血液ですので、血流の悪さは冷えに影響するのです。

スパッツやスキニーを履いた日は、脚がだるいという経験はありませんか。
これは血流が滞っているサインです。入浴で身体を温め、マッサージしてあげましょう。

冷たい飲み物や食事の摂りすぎ

冷たい飲み物や食事の摂りすぎは、内臓の冷えを招きます。
それは胃腸機能の働きを低下させ、便秘や下痢の原因に。
内臓が冷えている場合は、疲れやすい、身体は温かいのにお腹は冷たいという特徴があります。

こんな不調に悩んでいませんか?


身体が冷えやすくなる原因をお伝えしましたが、「私はこれが原因かも!」と当てはまる点はありましたか。
冷えと一口に言っても、人それぞれタイプが違います。
末端が冷える人、下半身が冷える人、内臓が冷えている人など、冷えは千差万別。

私自身、初秋から春先にかけて冷え性に悩む一人です。対策をしなければ手足や太もも、お尻が氷のように冷たく、顔の辺りは火照るというアンバランスな状態になってしまいます。
もともと自律神経のバランスを崩しやすく、運動も苦手なため、冷えを生む条件を満たしてしまっているのですね。

今からご紹介するのは、冷えがもたらす不調です。
あなたが頭を悩ませる不調は、もしかすると冷えが関係しているかもしれませんよ。

肩こり・頭痛

肩こりや頭痛が起こるのは、肩や首周辺の筋肉が収縮してしまっているから。
寒いと肩がきゅっと縮こまってしまいますよね。
このように筋肉が緊張している状態では、血流が悪くなって肩こりを引き起こします。

そして、肩や首の血流が停滞することにより、筋緊張性頭痛というものが起こりやすくなるのです。また、寒い場所から暖かい場所へ移動した際、血管が急に拡張することがあります。その時起こりやすいのは、片頭痛。
もともと片頭痛持ちという方は、冷えによる悪化に注意が必要です。

疲れやすい


冷えによって血流が悪くなると、身体のすみずみまで酸素や栄養が行き届きにくくなります。加えて老廃物の回収も滞ってしまい、新陳代謝が悪い状態に。
つまり、古い細胞から新しい細胞に生まれ変わる過程が妨げられてしまい、疲れやすさが生じます。

一時期、私の口癖は「疲れた」でした。
階段を数段上る、洗濯物を干す、買い物に行く。
何かをするとすぐに疲れてしまって、ベッドにダイブ!

寒い時期で、冷え性が慢性化していたのでしょう。
脚のむくみや指先の冷えは酷く、典型的な冷え性の状態でした。
冷えは、生き生きとした活動を遠ざけてしまいます。
もし自分も疲れやすいという方は、身体が冷えやすい状況を作っていないかを一度振り返ってみてはいかがでしょうか。

PMSや月経痛の悪化


PMS(月経前症候群)は、月経の3~10日前に現れる身体の不調を言います。
もともとPMSで腰痛や下腹部痛、頭痛がある方、月経痛が酷い方は、冷えに要注意。

冷えによって血液の巡りが悪くなると、プロスタグランジンの分泌が増加します。
プロスタグランジンとは、月経痛の原因である痛みの物質です。月経前から分泌が始まり、子宮を収縮させる働きをします。

つまり、冷えはPMSや月経痛の悪化のもと。
PMSや月経痛は個人差が大きいですが、この時期「何もかもが嫌になる」ということはありませんか。お腹と腰がずっしりと重たい感覚や、気分の落ち込み、頭痛、吐き気など、月経前~月経の時期はとにかく不調が多いです。

これらの悪化を避けるためにも、冷えから身体を守ってあげたいですね。

冷えを改善しましょう

冷えは様々な不調をもたらすことをご紹介しました。
ここでは冷え性である私自身も実践している、冷えの改善方法を3つご紹介します。

有酸素運動で筋肉をつける


有酸素運動は、ウォーキングやジョギング、水泳、ラジオ体操、昇降運動などが挙げられます。ポイントは、筋肉をつけること。筋肉は熱を生むので、筋肉量アップは冷えの改善に効果的です。

また有酸素運動は、酸素+脂肪をエネルギーとして筋肉を動かすので、ダイエット効果もありますよ。

先ほど、私は運動が苦手と言いました。そんな私でも気軽に取り組めるのがラジオ体操です。朝起きた時、デスクワークで身体が凝り固まった時などに行うと、身体がぽかぽかするのを感じますよ。ポイントは深い呼吸をしながら、動かす部位に意識を向けることです。

もう一つ実践していることは、エスカレーターやエレベーターを我慢して階段を使うこと。
マンションの階段、駅の階段など、疲れて心が折れそうな時もありますが、上り切った達成感はひとしおです。

できることから少しずつ、有酸素運動を取り入れてみてはいかがでしょうか。

リラックスをして自律神経を整える


自律神経の乱れは、血行不良から冷えを招くとお伝えしましたね。
ストレス社会では常に交感神経が優位になって、心身共にリラックスできないことも。

自律神経が乱れると、冷えだけでなく心や身体の不調の原因になります。
そこで自律神経を整えるためにおすすめしたいのが、これらの方法です。

・就寝前に深呼吸をする(呼吸に意識を向けて、全身の力を抜きます)
・38~40度のぬるめの湯船に浸かる
・ホットタオルを用意して、目元にあてる
・温かいハーブティーを飲む
・オイルマッサージをする
・就寝前は、照明やテレビの音などの刺激を最小限にする

仕事で疲れている日はこれらを全て行うのは難しいので、寝る前の深呼吸だけは欠かさないようにしています。これを実践するようになった当初、余裕のない時ほど呼吸が浅くなっている自分に気が付きました。深呼吸を数分行うと、リラックスできますよ。

身体の芯まで温まる入浴方法についてはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

普段意識しなくても呼吸ができているのは、自律神経のおかげです。
24時間働いてくれている自律神経を整え、冷えを予防しましょう。

身体を温める食材を摂る


冷たい物ばかりを口にしていると、内臓が冷えてしまいます。
食事の際はできるだけ汁物を取り入れる、根菜や発酵食品などの身体を温める食材を選ぶといった工夫が、冷え知らずの身体を手に入れる近道です。

加熱した生姜やシナモンを加えたドリンクも、身体が温まっておすすめですよ。

冷えを改善して、健やかな毎日を


これからの季節、寒さに負けず生き生きと過ごしたいですよね。
身体が冷えやすい方にとって苦手な季節かもしれませんが、冷えの原因を知って、できる対策からはじめてみませんか。

あなたの身体も心もぽかぽかした、健やかな毎日を応援しています。

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