【年代別】レトロファッションを今っぽく!個性的でかわいいスタイルを今コーデに
目次
年代ごとに流行ったアイテムを今コーデに取り入れよう!
最近、雑誌でもコーディネートが特集されるほど注目されているのがレトロファッション。Aラインワンピースや花柄のミニ丈スカート、プレッピー、オーバーサイズなど、どれも「50‘s・60’s・70‘s・80’s・90‘s」で流行ったものばかり。
昨年に続き、今年のトレンドとなる花柄からドット、幾何学模様などの柄ものも注目です。鮮やかな色味やデザインとハイセンスなのもレトロファッションの魅力ですよね。
そこで、今回は今のコーディネートに取り入れるポイントと、年代ごとに流行ったレトロファッションを紹介します。ぜひ、コーディネートの参考にチェックしてみてくださいね。
レトロファッションを今のコーデに取り入れるポイント
レトロファッションを楽しみたいけど、どんなアイテムを重視してコーデに取り入れたらいいのかわからない方も多いでしょう。ここではレトロアイテムをコーデに取り入れたい4つのポイントを紹介します。
取り入れたい4つのポイント
・花柄や幾何学模様などの模様
・デザインやシルエットにこだわる
・鮮やかなビビットカラーをチョイス
・スカーフや大ぶりアクセサリー
上記のポイントを抑えるだけでレトロでおしゃれなファッションを楽しむことができます。たとえばトップスなら大きめの襟のブラウスやドットなどの柄が入ったもの、シルエットにこだわって選ぶのがポイントです。またレトロファッションに欠かせないのがワンピーススタイル。
Aラインやエイト(8)ライン、タイトスカートと女性らしいアイテムを取り入れるのも◎。ボトムスはサブリナパンツ、ハンサムパンツ、ベルボトムなどがおすすめです。加えて大ぶりのピアスやネックレス、スカーフといった小物でファッションにアクセントをプラスすると上級者コーデに。
【女性らしいシルエットが魅力】50年代のレトロファッション
50’sファッションの特徴
・ウエストを絞った女性らしいワンピ
・ふんわりと広がるフレアスカート
・八分丈で細身のサブリナパンツ
・ポルカドットのアイテムが流行
・小物はスカーフやグローブ
オードリー・ヘップバーンやジェームズ・ディーンなどの衣装がトレンドになった50年代ファッション。キュッと絞られたウエストのトップスに、ふわっと広がる女性らしいスカートが特徴的です。フリルやフレアスカート、Yラインルックとどれも女性の美しさ、柔らかさを表現したアイテムばかり。特に50年代の人気デザイン「ポルカドット柄」は洋服から小物など、あらゆるアイテムに使われていました。今のコーデにも取り入れやすい者が多いため、フェミニンや上品なテイストが好きな方におすすめです。
【アートでポップなデザインが豊富】60年代のレトロファッション
60’sファッションの特徴
・膝上5cmのミニスカート
・カラフルでポップなデザイン
・ローヒールやチャンキーヒール
・名門私立高校で着ているような学生服
・アメリカ軍の防寒コートM-51
第1次高度経済成長期を迎えた60年代。明るい未来への期待が高まり、華やかでおしゃれなファッションが注目を集めました。とくに膝上5cmのミニスカートは新感覚のおしゃれとして多くの女性から人気を集めたスタイルです。シンプルなのに色鮮やかなAラインのミニワンピースはもちろん、花柄や幾何学などを取り入れたアイテムも60年代ならでは。
脚を長く見せるために足元はローヒールやチャンキーヒールが主流でした。さらに、名門私立高校で着ているような学生服をイメージしたプレッピーはおしゃれ女性の間で一躍ブームに。今のコーデでもセットアップは人気で、着ているだけでおしゃれになります。
【スタイリッシュでカッコいい】70年代のレトロファッション
70’sファッションの特徴
・全身デニムにバンダナを付けたヒッピースタイル
・金ボタンが入ったブレザー
・ハイブランドのショルダーバッグ
・各国の民族衣装をモチーフにしたアイテム
・ハイウエストのパンツ(スラックスタイプ)
・レザージャケットを取り入れたパンクロック
70年に入るとファッション雑誌の創刊が相次ぎ、70年に『an・an』、71年に『non-no』、75年には『JJ』が誕生した時代です。ここからファッションが盛り上がり、新しい風が吹き始めました。とくに、75年まで続いたベトナム戦争の反戦ムードの中、誕生したのがヒッピースタイル。ロングヘアにバンダナを巻き、デニムジャケット&デニムパンツで野性味のあるファッションが若者たちに人気を集めていました。
女性らしい柄もののブラウスやワンピースから、かっこよさが際立つベルボトムまで。裾にかけて広がっているパンツが大流行し、多くのブランドショップが販売していました。他にも、民族衣装のデザインをモチーフにしたアイテムやパンクロックスタイル。ロックバンドが次々登場したことで誕生し、70年のファッションを代表するものに。
【対照的なスタイルが流行】80年代のレトロファッション
80’sファッションの特徴
・カーディガンをディレクター巻きする
・チェックパンツやローファーが流行
・膝が隠れるスカートやハイヒール
・全身真っ黒スタイルのカラス族
・肩パットやボディコンスタイル
女性が社会へと続々進出し、日本の経済発展が急上昇した80年代。ファッションの多様化が進み、さまざまなブランドが独自のコンセプトを打ち出しました。女性らしく可愛くて、上品なハマトラから、フェロモン漂うセクシーなボディコン、全身を黒でまとめたカラス族など。対照的なスタイルが増えたことによって、ファッションを楽しむ幅が広がった時代です。
日本ではジャパニーズ・プレッピーが流行し、白のブラウスにチェックパンツ、ローファー、厚手のカーディガンが肩に巻いたスタイルが大人気に。さらにバブル真っ最中だった80年代は身体のラインがはっきりわかるミニワンピやボディコンも流行りました。今のコーデでもチェックパンツやローファー、カーディガンはファッションをおしゃれに欠かせない万能アイテムです。ひと手間加えるだけで垢抜けるので、ぜひ取り入れて欲しいですね。
【ロックやストリート系が登場した】90年代のレトロファッション
90’sファッションの特徴
・ストリートや原宿などの青文字系が流行
・全身ダボッとしたヒップホップスタイル
・古着をコーデに取り入れたグランジ・ロック
・キレイめとカジュアルを合わせたフレンチカジュアル
・制服はミニスカートとルーズソックスが主流
ポケベルや携帯電話が普及し、あらゆるカルチャーが溢れていた90年代。数え切れないほどさまざまな系統のファッションが増えました。今のコーデにも多くの女性たちが着こなすストリート系や裏原系。軟骨にピアスを開けたり、ベレー帽を被ったりと自分の個性を最大限に表現できる時代に。
代表的なアイテムと言えば、ラバーソールシューズやニーハイ厚底ブーツ、スポーツブランドのスニーカー。足元のおしゃれもファッションの一部となり、60年代~80年代のヒールスタイルから大きく変化しました。2020年の冬頃にはニーハイブーツが再流行し、多くの女性がファッションに取り入れるようになっています。
レトロファッションをプラスしてもっとおしゃれに!
年代ごとにその時代の流行りのスタイルが楽しめるレトロファッション。今のコーディネートにも取り入れやすいアイテムが多く、おしゃれを自分らしく楽しむことができます。
柄や色、テイストによっても雰囲気がガラッと変わるので、自分のお気に入りのアイテムを見つけてくださいね!