夏を涼しむ一工夫*暮らしに取り入れやすい暑さ対策6選

2021.07.30
暮らし
夏を涼しむ一工夫*暮らしに取り入れやすい暑さ対策6選

夏が到来し、毎日のうだるような暑さにお疲れ気味の人も多いのではないでしょうか。
筆者は夏がやってくるたびに、「暑い」が口癖のトレンドNO.1になります。
暑いと言っても涼しくはなりませんが、何か暮らしに取り入れやすい暑さ対策があれば役立ちそう!

そこで今回は夏を涼しむ一工夫として、暮らしに取り入れやすい暑さ対策を6つまとめました。ただ暑いだけの夏ではなく、夏の暮らしをまるごと楽しめるような、そんな一工夫を紹介します。

夏の快適な温度や湿度ってどれくらい?

夏の快適な温度や湿度

夏場、快適に過ごせるのはどのくらいの温度・湿度なのでしょうか。
一般的に夏の快適な温度は25~28度、湿度は40~60%の間で、湿度が高くなるほど体感温度は高くなってしまうといわれています。

おうちに温度計や湿度計がある人は、自分にとってどのくらいの温度や湿度が丁度良いかを探るのも良さそうですね。

また、夏場は熱中症に注意が必要。暑さを我慢してしまうと、屋内でも熱中症のリスクがあります。冷房や扇風機を効果的に使って、快適な空間を目指しましょう。

夏を涼しむ一工夫6選

夏を涼しむ工夫6選

暑さを我慢せずに冷房や扇風機を効果的に用いることは前提ですが、ここからは体も心も涼むアイデアを6つ紹介します。
気になる一工夫があれば、ぜひ試してみてくださいね。

朝夕の打ち水習慣

打ち水習慣

打ち水は気化熱という原理を利用した方法で、日本で古くから行われている習慣。玄関先やベランダ、アスファルトなどに水をまくことで、水が蒸発するときに地面の熱を和らげてくれます。

タイミングは朝夕がおすすめ。日陰にまいておくことでゆっくりと水が蒸発し、熱を奪ってくれます。植物に水をやるタイミングで打ち水するなど、習慣化してみてはいかがでしょうか。

また、直射日光が当たっている場所に打ち水をすると、すぐに蒸発して湿度が上がる原因に。打ち水はじわじわと蒸発する日陰がおすすめです。

すだれや遮光カーテンで日差し対策

すだれや遮光カーテン

強い日差しは室内の温度を上昇させる原因にもなるので、日差し対策はしっかり行いたいところ。

日差し対策として遮光カーテンを選ぶ人も多いかもしれませんが、すだれをかけて日本の夏を感じてみるのはいかがでしょうか。
日光に照らされたすだれを室内から見ると、柔らかい光をまとっているのがキレイです。

手ぬぐいに保冷剤を巻いてひんやりと

保冷剤でひんやりと

冷凍庫に保冷剤が入っている人は、手ぬぐいに包んで首に巻くのもおすすめ。
首には太い血管が通っているので、火照った体に涼感をもたらしてくれます。

筆者はデスクワークの際にこの方法をよく行うのですが、ひんやりして気持ちが良い…!
暑くてぼんやりとしている頭をすっきりさせたいときに便利ですよ。
保冷剤を直に当てると冷えすぎてしまうので、手ぬぐいやタオルなどで包んでくださいね。

夏野菜をたっぷり摂って体の内側から涼しむ

夏野菜をたっぷりとる

夏野菜のきゅうりやトマト、ナスなどは体を冷やしてくれる食べ物と言われています。
汗と一緒に流れてしまったミネラルを補えるので、夏野菜は水分・ミネラル補給にもぴったりです。
また、南国の果物であるバナナやパイナップルも体を冷やす食べ物と言われていますよ。

暑さで料理するのも億劫になりそうですが、今夜のメニューは夏野菜がたっぷり入った野菜カレーや、ナスの煮浸しなどはいかがでしょうか。

ガラスコップで涼しげに

ガラスコップで涼しげに

夏の暑さに涼を与えてくれる、涼しげな食器にも注目してみましょう。
おすすめはガラスコップ。

透明なガラスコップにアイスコーヒーやジュースを注ぐと、清涼感たっぷり。
喫茶店で飲むアイスコーヒーやメロンソーダをイメージして、おうち喫茶を楽しむのも良いですね。

耐熱になっているものなら冬場にも使えるので、年中活躍しますよ。
筆者はたっぷり入る容量の耐熱コップを愛用して、リラックスタイムをゆっくりと過ごしています。

透明なガラスコップで清涼感

お気に入りのリネンワンピースを身にまとって

リネンワンピース

おうちで過ごす時間をより快適にするには、身に着ける衣服の素材にもこだわってみましょう。
風通しの良いリネンや吸水性のある綿などのワンピースを身にまとうと、ゆったりとした気持ちで過ごせるかもしれませんよ。

筆者はリネンのノースリーブワンピースを自宅で愛用しているのですが、着るたびに風合いが出る上に着心地が良いのでおすすめです。
髪の長い人は衣服と併せてヘアアレンジを楽しむのも良さそうですね。

アップヘアにすると首元のモワンとした暑さも和らぐので、お気に入りのヘアアクセサリーなどを見つけてみてはいかがでしょうか。

涼しむための一工夫で、夏の暮らしを満喫しよう

涼しむ為の一工夫で夏を満喫しよう

暑い夏を乗り切るためのアイデアを6つ紹介しました。
涼しむためなら冷たい物をたくさん食べたり、冷房温度を低く設定したりという方法もありますが、これでは体を冷やしすぎてしまい、健康上望ましくありません。

適度な温度調節を行いながらより快適に暮らせるような習慣を身に着けることで、夏の暮らしを満喫できるのではないでしょうか。
ぜひ涼しむための一工夫を試してみてくださいね。

プロフィール