手書きの温かさを感じる*あえて手紙を選ぶメリットとは?

スマートフォンひとつでスピーディーに連絡できる現代では、手紙をしたためる機会が減ったという人も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな便利な時代にあえて手書きをする魅力についてお伝えします。
なかなか会えないあの人や普段お世話になっているあの人に向けて、ぜひ筆を執ってみてはいかがでしょうか。
目次
現代のコミュニケーションツールは便利だけれど…
誰かに連絡を取ろうと思ったとき、多くの人はスマートフォンやパソコンのメッセージ機能を使うはず。すぐに相手へ送信できるので、スピード感のあるやり取りを行いたいときには非常に便利ですよね。
しかし、気軽に送れることからメールの中身を推敲せずに送信し、「自分の思いとは違う意味で伝わってしまった…」という経験はありませんか?
さらにスマートフォンやパソコンで打った文字は無機質な分、思いが伝わりづらいこともあるでしょう。
このように「気持ちが伝わっているかどうか不安」となるときは、別のコミュニケーション方法を探ってみるのが良さそうです。
そこでおすすめしたいのが、「手紙」です。
あえて手紙を書くメリットとは?
便利なコミュニケーション方法がある中で、あえて手紙を書くメリットとは何でしょうか?
ここでは、手書きする3つのメリットをお届けします。
自分の思いが伝わりやすい
誰かに手紙をもらったときの気持ちを思い出してみましょう。
「なんだかほっこりする」「○○さんらしい文字だな」など、心から嬉しい気持ちになった経験はありませんか?
自分が送る側になったときも同様に、相手のことを思って温かい気持ちになる場合も多いのではないでしょうか。
手書きは自分の個性や相手を思う気持ちが伝わりやすく、心のこもったコミュニケーション方法。自分と相手との心の距離を、近くに感じられるでしょう。
ものや形として残る
デジタルでメッセージのやり取りをする場合も、保存していればいつでも見返すことができます。しかし、「もの」や「形」として残るのは、やはり手紙ではないでしょうか。
少し元気がないときや寂しいときに読み返す手紙は、自分を後押ししてくれる大切な宝物。
反対に、自分が送った手紙が誰かの勇気になるかもしれません。
手書きのマナーが身に付く
手紙を送る相手が目上の人ならば、手紙を送る際のマナーには気を付けたいところ。
日ごろから手書きに慣れておくことで、頭語や時候の挨拶、宛名の書き方などのマナーに沿って手紙をしたためることができるでしょう。
とはいえ友人や家族などに送る場合は、形式にこだわりすぎずに書くほうが素直な思いを伝えられるかもしれませんね。
相手との関係性に合わせて、手紙の書き方も工夫する必要があるでしょう。
手紙を送るシーンは?
普段、手紙を書く機会がないと「どんなときに手紙を送るの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
手紙を送るタイミングに決まりはありませんが、このようなシーンで送ってみるのはいかがでしょうか。
・季節の変わり目
・お祝いを頂いたとき
・感謝を伝えたいとき
・引っ越しするとき
・大切なお知らせがあるとき
・相手の誕生日 など
相手を思って「元気かな?」「会いたいな」という気持ちを手紙に込めれば、相手もきっと嬉しいはず。
手紙の返事を心待ちにする時間もまた、趣が感じられますね。
さらに気持ちを込めた手紙を送るためのアイデア4選
メッセージを手書きするだけでも十分に気持ちが伝わるとは思いますが、ここではさらに気持ちを込めた手紙を送るためのアイデアを4つ紹介します。
相手好みの便箋・封筒を選ぶ
1つ目は、相手好みの便箋や封筒を選ぶことです。
「どんなデザインが好きかな?」「○○さんのイメージは△△かな」など、便箋や封筒を選ぶ時間も相手のことを思うと、もらった相手も自分もワクワクが増えるはず。
シーンに合わせてポストカードを選ぶのもおすすめですよ。
イラストを描いてみる
絵を描くことが好きな人は、ぜひイラストを添えてみてはいかがでしょうか?
よりあなたらしさが出て、相手もきっと喜んでくれるはず。
季節の花やかわいい似顔絵、相手の好きな食べ物など、相手が思わず笑顔になる瞬間を思い浮かべながら描いてみましょう。
マスキングテープやペンで華やかに
イラスト以外に、マスキングテープやペンを使って華やかにする方法もあります。
相手の好きな色で彩ったり、マスキングテープであなたの個性を出してみたりと、アレンジはさまざまです。
親しい間柄の人に送るときに試してみてはいかがでしょうか?
切手にこだわってみる
切手にもキャラクターや花など、さまざまなデザインがあることをご存知でしょうか?
郵便局の窓口や公式のネットショップで、相手好みの切手を選んでみるのもおすすめです。
手書きの温かさをたっぷりと味わって
便利な時代にあえて手書きをする魅力について紹介しました。
相手のことを思いながら何度も文章を考える時間は、きっと手紙をもらう相手だけでなく自分の心にも温かさを宿してくれるでしょう。
「最近、手紙書いてないな」という人は、ぜひ大切なあの人に手紙を送ってみてはいかがでしょうか。