暮らしに手ぬぐいを*タオルとの違いやおすすめアイテムを紹介

2021.09.10
暮らし
暮らしに手ぬぐいを*タオルとの違いやおすすめアイテムを紹介

あなたの生活空間に「手ぬぐい」はありますか?
そもそも、「手ぬぐいってどんなもの?タオルとどう違うの?」と思う人もいるかもしれません。

今回は、日本で古くから用いられてきた手ぬぐいの特徴やタオルとの違い、手ぬぐいの用途などについてお届けします。最後におすすめのアイテムも紹介するので、ぜひ暮らしに手ぬぐいを取り入れてみてはいかがでしょうか。

手ぬぐいとは?

手ぬぐいとは?

手ぬぐいとは、木綿でできた横長の布を指します。古くは奈良時代や平安時代から用いられていたという説が存在し、日本の伝統的な織物であることがうかがえます。

手ぬぐいが庶民によって広く使われるようになったのは、綿花の栽培が盛んになった江戸時代。体を拭いたり、頭に巻いたり、ファッションとして身に着けたりと、さまざまな用途で使われていました。

手ぬぐいの特徴や魅力をチェック!

手ぬぐいの特徴や魅力

手ぬぐいの特徴は、切りっぱなしになっていることが挙げられます。その理由は、切りっぱなしにすることで水に濡れても乾きやすく、衛生面でメリットがあるから。

切りっぱなしになっている分、使い始めは糸が出てきてしまうこともありますが、使いこむうちに落ち着いてきます。また、使いこむことで柔らかく馴染んでくるのも手ぬぐいの魅力ですよ。

また、手ぬぐいはかさばりにくいのも特徴のひとつ。手ぬぐいを広げると90cmほどの長さがありますが、タオルよりも薄くて持ち運びにも向いています。

タオルと手ぬぐいの違いは?

タオルと手ぬぐいの違い

次は、タオルと手ぬぐいの違いに注目してみましょう。
タオルは手ぬぐいと同じ木綿でできているものや麻、マイクロファイバーなどの素材でできているものなどがあります。

「同じ木綿なら手ぬぐいもタオルも一緒?」と思われるかもしれませんが、タオルにはパイルやワッフル織りなどのさまざまな織り方が存在します。

ふんわりとした肌触りや吸収性を求めるシーンにはタオル、速乾性やかさばりにくさを求めるシーンには手ぬぐいなどのように使い分けると良いでしょう。

手ぬぐいが活躍するシーンは?

手ぬぐいが活躍するシーンは?

手ぬぐいの特徴やタオルとの違いを紹介しましたが、ここでは手ぬぐいが活躍するシーンをいくつか紹介します。

・手拭きとして
・汗拭きとして
・日除けとして
・お弁当を包む布として
・ランチョンマットとして
・ホコリ除けとして
・収納の目隠しとして
・インテリアとして

速乾性があることから手拭きや汗拭きに使えるのはもちろん、長さがあるので頭や首に巻いて日除けとして使うのも良いですね。手ぬぐいはお弁当を包んだりランチョンマットとしてテーブルに敷いたりと、食事のシーンでも活躍します。

また、家具や収納ボックスなどのホコリ除け・目隠しとしてもおすすめ。手ぬぐいは縫い目がないので、ホコリが付いてもお手入れしやすいのが魅力です。

そして、手ぬぐいにはさまざまな染め方・デザインがあるので、インテリアとして飾るのも良いでしょう。

筆者も自宅で手ぬぐいを愛用しているのですが、その乾きやすさから主に台所の手拭きとして使っています。
夏は保冷剤を巻いて首元を冷やしたり、用途に合わせてカットしたりという使い方もできるので、手ぬぐいがおうちに数枚あると便利ですよ。

おすすめの手ぬぐい4選

暮らしにあると便利な手ぬぐい。
ここでは、素敵なデザインが魅力な手ぬぐい4選をお届けします。
興味があるという人もすでに使っているという人も、ぜひチェックしてみてくださいね!

注染てぬぐい 夏蜜柑 / 中川政七商店

中川政七商店
(引用)中川政七商店 https://www.nakagawa-masashichi.jp/shop/default.aspx

夏蜜柑の優しい黄色が目を引く「注染てぬぐい 夏蜜柑」は、中川政七商店で取り扱いのあるアイテムです。夏の暮らしにぴったりなデザインで、使うたびに癒されそうですね。

注染とは染め方の技法のひとつで、手ぬぐいに表と裏ができないのが特徴。注染で染められた手ぬぐいは、ぼかしやグラデーションが美しいことで知られています。

中川政七商店では季節やレトロを感じる素敵な手ぬぐいが豊富なので、ぜひチェックしてみてくださいね。

手ぬぐい | lotus-Vietnam- / 手ぬぐい専門店 にじゆら

にじゆらの手ぬぐい
(引用)手ぬぐい専門店 にじゆら ONLINESHOP https://nijiyura.net/

つづいて紹介するのは、手ぬぐい専門店 にじゆらの「手ぬぐい | lotus-Vietnam-」。
湖に浮かぶ蓮の花や葉の様子が注染で表現されています。
蓮はベトナムの国花であり、現地では特別な花として愛されているのだとか。

全体には蓮の丸くて大きな葉が美しいグラデーションで表され、所々でピンクの花が優雅に咲く様子に引き込まれそうです。
にじゆらの手ぬぐいは温かみを感じられるようなデザインが多くあるので、贈り物としてもおすすめですよ。

こてぬぐい / 中川政七商店

中川政七商店のこてぬぐい
(引用)中川政七商店 https://www.nakagawa-masashichi.jp/shop/default.aspx

中川政七商店の「こてぬぐい」は、通常のサイズよりやや小さめの75cm×27cmの手ぬぐい。手ぬぐいの良いところはそのままに、現代の暮らしにフィットするサイズを考えて作られたそうです。

たしかに、これならハンカチ代わりにもなりそうなサイズ感!
手ぬぐいはかさばりにくく乾きも速いので、夏場に重宝しそうです。

この「こてぬぐい」は種類も豊富で、上の写真のほかにもさまざまな色や柄からお好きなものを選べますよ。素材は綿のほかに麻が25%使われているので、綿の柔らかさと麻のシャリ感を楽しめるでしょう。

すいか / かまわぬ

かまわぬのスイカ手ぬぐい
(引用)てぬぐいのかまわぬ 公式オンラインストア https://www.kamawanu.shop/

こちらは手ぬぐいを中心とした商品を手がける、かまわぬの「すいか」。
夏の定番であるすいかがデザインされ、注染の特徴である綺麗なぼかしが感じられます。

手拭きとしてはもちろん、夏のインテリアとして飾っても可愛いですね。
かまわぬではユニークなデザインから優雅なデザインまで、豊富な手ぬぐいに出会えます。

暮らしに手ぬぐいを迎えてみよう

暮らしに手ぬぐいを

手ぬぐいの特徴やタオルとの違い、そしておすすめの手ぬぐい4選をお届けしました。
これまでタオルしか使ってこなかったという人も、シーン別に手ぬぐいを取り入れてみてはいかがでしょうか。

さまざまなデザインの中からお気に入りの手ぬぐいを選んで、ぜひ癒されながら手ぬぐいのある暮らしを楽しんでみてくださいね。

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